フリーランスは、会社に所属せず個人で仕事を請け負う働き方です。会社員としての働き方が合わずにストレスを抱えている人や、自分の資格・スキルを活かしてもっと高みを目指したい人にはぴったりでしょう。
とはいえ、フリーランスといってもその仕事の種類は非常に多く存在します。
フリーランスは即戦力が求められますから、独立しようと思うならまずは仕事の種類を定め、勉強しなくてはいけません。さらに自分に合った職業を選択できなければ、やり甲斐を感じれず後悔する可能性もあるでしょう。
そこで今回は、フリーランスの中でも特に人気の高いWeb系の仕事における主な種類と自分にぴったりの職種を選ぶポイントについて解説していきます!
・Web系フリーランスの主な職種5つ
フリーランスにはどんな仕事の種類があるの?
希望している職種の特徴や仕事内容を知りたい!
こう考えていた方は、ぜひ参考にしてみてください!
こちらから今すぐ無料で受け取る▼
フリーランスが仕事の種類を選ぶ3つの基準
Web系フリーランスは、仕事の種類が豊富です。
どの職種でフリーランスを目指すかは、以下の3つの項目を基準に選んでみましょう。
- 資格やスキルを活かせるか
- 興味を持って取り組めるか
- 無理なく長く継続できるか
それぞれ順番に解説していきます!
1.資格やスキルを活かせるか
まず、これまでに取得してきた資格や会社などで培ってきたスキルがあるなら、それらを活かせる職種を探してみてください。
フリーランスは、即戦力が求められています。すでに仕事に活用できる資格やスキルを持っているなら、それはあなたの大きな強みになるでしょう。
当然、今後仕事を受けていくにあたり改めて学ぶべきものはあるでしょうが、フリーランスとしての一歩を踏み出すには、これまでに培った資格やスキルを活かさない手はありません。
2.興味を持って取り組めるか
仕事をする上で忘れてほしくないのは、興味を持って取り組めるかどうかです。
誰しも、興味のないものについて深く勉強したり向上心を持って取り組んだりするのは難しいでしょう。また、興味の持てない仕事だといくら稼げてもやりがいや満足感などは得にくいかもしれません。
特に未経験&スキルなしの人は、興味の持てる仕事を見つけるところから始めてみましょう。
3.無理なく長く継続できるか
今後、フリーランスとして本気で長く仕事をしていきたいのであれば、無理なく継続できる職種を選ぶことも大切です。
スキルを持っている仕事でも、長期間継続するのが難しいものだとフリーランスの生活はそこで終わりだと言っても過言ではありません。短期間だけフリーランスとして活動するなら問題ありませんが、5年、10年と長く働こうと考えるなら体力面・精神面・収入面などで長期間向き合える仕事を選ぶべきです。
体や心を壊さないためには、無理なく長く継続できる仕事であるかをよく考えてみましょう。
フリーランスで働ける主な仕事の種類
それでは、Web系フリーランスとして働ける主な仕事の種類を5つ紹介していきます。
- Webデザイナー
- Webライター
- プログラマー
- Web制作
- 動画クリエイター
ただし、これらは大きなくくりであると認識してください。蓋を開けてみると、さらにいくつもの種類に分かれていることがほとんどです。
それぞれの仕事でどのようなことを行うのか、順番にチェックしていきましょう!
1.Webデザイナー
ユーザーが使いやすく、見た目もきれいなWebサイトを制作するために欠かせない仕事が「Webデザイナー」です。
主に企業や個人から依頼を受けてWebサイトのデザインを制作しますが、Webサイトの成果はデザインによって左右されるといっても過言ではないため、とても重要な仕事のひとつ。
具体的な仕事内容は以下の通りです。
- クライアントの要望からWebサイトの構成やレイアウトを考える
- Webサイトの色合いや装飾を決める
- 配色・ロゴ・アイコンの配置も決める
制作するWebサイトの種類は、企業のホームページからLP(ランディングページ)、ブログまで多岐に渡ります。「illustrator」や「Photoshop」といったツールを用いるため、Webデザイナーには専門知識・スキルが欠かせません。
技術力に加え、クライアントの要望を正確に聞くためのコミュニケーション能力やニーズの読み取り力も必要不可欠でしょう。
なお、未経験からWebデザイナーになる方法は以下にまとめてあるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください↓
2.Webライター
Webライターは、Web上のあらゆる文章を書く仕事です。
この記事を書いている筆者も、Webライター。始めるにあたり特別な専門知識は不要なので、文章を書くのが好きな人であれば比較的低いハードルで挑戦できる職業だと言えるでしょう。
なお、Webライターといっても種類は様々で、主に以下の通り。
- セールスライター
- コピーライター
- SEOライター
- コラムライター
- シナリオライター
- 取材ライター
記事内容は、クライアントに指定された内容であったり自分で企画をしたりと、案件によって異なります。また、特別な資格を持っている人は、クライアントのサイト内にある記事の監修を依頼されるケースも珍しくありません。
3.プログラマー
プログラマーは、ITシステムやアプリケーションの設計・開発・運用・保守を行う仕事です。
ITシステムなどが、安定して稼働できるようにサポートするのもプログラマーの仕事。例えば、ネットショップなどの会員登録・おすすめ商品・閲覧履歴・位置情報などは、プログラマーが組んだプログラムによって、自動で最適な表示ができています。もしも、プログラムが誤っていると最適な表示がされず、ユーザーに迷惑をかけることになるため、Web上のあらゆるシステムに欠かせない存在です。
プログラマーはクライアントの要望に合わせてWebサイト制作や開発業務も行いますし、以下のようなITシステムやアプリケーションも扱います。
- インターネットバンクなどの金融サービス
- TwitterやInstagramなどのSNS
- Googleなどの情報サービス
- 楽天やAmazonなどのネットショッピングサービス
なお、プログラマーは「プログラミング言語」と呼ばれる専門用語を覚えたりプログラムの技術を習得したりしなければなりません。スキルなしでは取り組めませんし、案件を請け負うレベルになるまではある程度の時間も要するでしょう。
東京フリーランスでは、未経験から学習してプログラマーデビューしたRikuさんに成功の秘訣をインタビューしています。プログラミングスキルの学び方や具体的に就業するプロセスを知りたい方は、ぜひこちらもご参考ください↓
4.Web制作
Web制作は、クライアントの要望を満たすWebサイトの制作や、リニューアルなどを行う仕事です。
仕事内容は多岐にわたるため、専門知識や技術などの習得が欠かせません。
主な仕事内容は以下の通りです。
- Webサイト制作
- Webサイト更新
- コンテンツの企画・提案
- イベントの企画・提案
- 進行の管理・調整
- Webサイトのコーディング
- WordPressテーマの制作
Webデザイナーと似たような業務も多いですが、デザインだけでなく、HTMLやCSS、JavaScriptなどの特殊技術を用いてWebページを制作します。そのため、Webデザイナーよりも一歩先をいった知識やスキルが欠かせません。
とはいえ、完全初心者でもWeb制作の仕事でフリーランスとして働く人もいます。実際の勉強方法やポートフォリオの作成方法、営業方法までを以下で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください↓
5.動画クリエイター
動画クリエイターは、動画編集ソフトを使用して映像や音声素材を編集する仕事です。
効果音・ナレーション・音楽などの音入れ、テロップの合成などを行いますが、身近でイメージしやすい動画クリエイターの仕事が「YouTubeの動画編集」でしょう。
他にも以下のような仕事に携われます。
- YouTube動画内で流れる広告の制作
- タレントやインフルエンサーなど有名人の動画編集
- Instagram・TikTokなどの動画編集
- 海外アニメや映画などの簡易映像編集
実績やスキルと共に受注できる案件も変わりますし、動画編集だけでなく企画・制作に携わるケースも少なくありません。
なお、動画クリエイターはYouTubeやSNSの普及と共に需要が高まっている職種のひとつです。他の職種に比べまだ人手が足りていないからこそ、今後注目する価値があるでしょう。
普段からYouTubeを観ていたり動画編集に興味を持っていたりするなら、ぜひ以下の記事も読んでみてください↓
フリーランスで取り組むべき仕事の種類が分からないなら…
このような方も多いかと思いますが、未経験&スキルなしからフリーランスを目指すなら、まずは興味のある職種について学ぶところから始めるべきです。そのうえで、専門用語や基本的な技術など、必要なスキルを身に付けていきましょう。
なお、自分にぴったりの職業は、東京フリーランスがの「Webスキル診断」で簡単にチェックできます。LINEで簡単な質問に回答するだけであなたに合うWebスキルが分かるので、自分にぴったりの職業を見つけるきっかけになるかもしれません。
「フリーランスになりたいけど自分には何が向いてるのか分からない…」「どの仕事に挑戦しよう…」と迷っている方は、ぜひ活用して自分に合った職業を選択してみてください!
こちらから今すぐ無料で受け取る▼
まとめ:フリーランスになるならあなたに適した仕事の種類を選ぼう!
以上、Web系フリーランスとしての仕事の種類は主に5つあり、あなたに適した職種を選ぶことが大切です。
自分の資格やスキルを活かせる職業がベストですが、かといって安易に選んでしまうと収入や働き方などを後悔しかねません。長くフリーランスとして活躍していくためには、興味を持って取り組めるかや無理なく継続できるのかといった点にも注目して仕事を選びましょう。
また、未経験&スキルなしでもフリーランスは目指せますが、知識や技術がないと中々案件を獲得できないのが現状です。まずは興味のある仕事についてしっかりと学び、最低限のスキルを身に付けてから独立を検討してみてくださいね!
自分に向いてる職種はどう選べば良いんだろう…?