- Webマーケティング
- 2021.07.25
Webサイトやバナー、アプリなどWebに関連したデザインをする「Webデザイナー」。
Webデザイナーは時代の流れとともに仕事内容が多様化しており、いくつかの種類に分けられます。
この記事では、初心者向けにWebデザイナーの種類や仕事内容を解説します!
それぞれの時給目安についてもご紹介していますので、Webデザイナーを目指している方はぜひ参考にしてください。
Webデザイナーの種類と仕事内容
Webデザイナーの種類を5つご紹介します。自分はどのWebデザイナーを目指したいか、イメージしながら確認してみてください。
- Webデザイナー
- UIデザイナー
- UXデザイナー
- 特化型デザイナー
- Webディレクター
あくまで目安として参考にしてください!
1:Webデザイナー
Webデザイナーは、おもにクライアントの要望に沿ってWeb上にあるサイトやホームページの「見た目」を制作する仕事です。
「Webデザイン」という仕事はWebサイトそのものを構築する仕事なので、デザインをするだけでなくデザインを反映させるためのコーディングをすることも仕事に含まれています。
ただ最近は、デザインだけ行うWebデザイナーも増加。コーディングが必要ないWebデザインの仕事もたくさんありますし、コーディングはコーダーに振り分けているクライアントも多くいます。
Webデザインの仕事はサイトのほか、LPや広告バナー、LINEのリッチメニューなど幅広く、需要もたくさんあります。
LPとは?
ランディングページの略称。検索結果や広告などからたどり着いた人が最初にアクセスするページのこと。
コーディングはHTMLやCSSなどのプログラミング言語を学習する必要があるため、デザインと並行してスキルを身につけるのは難易度が高いといえます。
よって、Webデザインだけを極めて、コーディングが必要な場合は、コーディングを専門とするコーダーに依頼するということが増えています。
Webデザイナーの仕事は多岐にわたるため、時給目安は案件によってまちまちです。
2:UIデザイナー
UIデザイナーは、利用者の使いやすさを重視してデザインする仕事です。
UIとは
「User Interface(ユーザーインターフェース)」の略称で、利用者と商品・サービスをつなぐ接点のことを指す。UIには、スマートフォンやパソコンの画面などの外観や物理的なものだけでなく、サイト内にあるメニューやアイコン、ボタンなどのパーツも含まれる。
UIデザイナーがデザインするものは、WebサイトやLP、アプリケーションなどさまざまです。
とくにアプリケーションは、スマートフォンの小さな画面内でいかに操作性のよいデザインにするかが重要。画面の遷移数に比例してデザインが必要なページ数も多いので、難易度が高い仕事です。
ゆえにUIデザインができる人材は希少価値が高いため、時給目安は2,000〜4,000円くらいになっています。
WebデザイナーとUIデザイナーは仕事内容が似ていますが、デザインの起点になる部分が違うということを覚えておいてください!
3:UXデザイナー
UXデザイナーは、利用者が商品やサービスから得られる体験を重視してデザインする仕事です。
UXとは
「User Experience(ユーザーエクスペリエンス)」の略称で、利用者が商品やサービスを通して得られる体験を指す。
UXデザイナーはデザインだけでなく、さらに幅広い視野で商品やサービスの設計に関わります。たとえば、次のような業務も必要です。
- ユーザーインタビューをして使用感を調査する
- 利用者数を上げるための広告戦略を考える
- マーケティングツールを使ってデータの分析をする
デザインスキル以外にマーケティングや広告運用などの高度な知識が求められるため、UIデザイナーよりもさらに難易度が上がります。時給目安は2,500〜4,500円くらいです。
4:特化型デザイナー
特化型デザイナーは、ある特定分野のデザインを専門とする仕事です。たとえば、LPデザイナーやECデザイナーなどがあります。
ある分野に特化して専門性を磨くことで、ほかのWebデザイナーとの差別化につながります。
「〇〇といえばこの人」と認識してもらいやすくなることで、クライアントからも重宝される存在になれるでしょう。
時給目安は2,500〜3,500円くらい。UI・UXデザイナーと比べるとやや低いものの、専門性を買われて高単価が期待できます。
5:Webディレクター
Webディレクターは、クライアントから複数のプロジェクトを請け負って、チームの中で進行管理をする仕事です。
もともとWebデザイナーとして働いていたところから、キャリアアップしてWebディレクターとして活躍できる場合があります。
Webディレクターは、デザイナーやコーダーなど複数人を束ねるため、デザインやコーディングなどの知識や統率力が必要です。
また、責任範囲も大きいため、Webディレクターができる人は希少価値が高いとされています。
時給目安は3,500〜5,000円くらい。Webデザイナーとしてある程度経験を積み、もっと収入を伸ばしていきたいと思っている人におすすめの仕事です。
Webデザイナーになるなら会社員?フリーランス?
ここまでWebデザイナーの種類や時給目安をご紹介してきましたが、時給は働き方によっても変わってきます。
フリーランスは1つの仕事を自分で受注から納品まで行うため、時給に換算すると高い傾向です。ただ、健康保険や税金を自分で納める必要がある、ローンの審査が通りにくいなどのデメリットもあります。
会社員はフリーランスと比べて時給換算は低くなりますが、厚生年金、健康保険などの福利厚生が手厚いというメリットがあります。
フリーランスと会社員、それぞれに良い面と悪い面があるため、どちらが良いとは一概に言えません。自分の置かれている環境や年齢などでも変わってくるでしょう。
自分はどちらの働き方が適しているのか、メリットとデメリットを洗い出して比べてみることをおすすめします。
会社員からフリーランスになったときは、自分のやりたいことに注力できる自由さが良いなと思いましたね。
一方で孤独を感じることもあり、チームで働ける楽しさを羨ましく感じたこともあります。
まとめ:デザインスキルを土台にキャリアを広げていこう
Webデザイナーにはさまざまな種類があり、働き方が多様化しています。
自分で「〇〇デザイナー」と得意分野が伝わりやすい名称を作って、肩書としてアピールしていくこともできるでしょう。
ただ、そのためにはデザインスキルを身につけて、自分の好きなことや得意なものを見つける必要があります。
初心者の方は、まずデザインスキルを磨いて、Webデザイナーになることを目標に進んでいきましょう!
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ももさん(@momo_web24)
デザイン会社社長。WebアプリのUIUX設計からHP、ロゴ作成まで幅広くWeb制作に携わっている。デイトラWebデザインコースのメンター。