- Webマーケティング
- 2021.07.25
文字のデザインで使われるフォントは、日本語のものだけで約3,000種類あると言われており、欧文用も含めると数え切れないくらいの種類があります。
あまりにも種類が多すぎて、「どれを使ったら良いのかわからない…」とフォント選びに悩んだ経験がある方もいるのでしょうか。
そこで今回は、現役Webデザイナー兼デザイン会社社長のももさんおすすめの無料フォント10選をご紹介します!
フォント選びの重要性についても解説していますので、デザインスキルを高めたい方はぜひ参考にしてください。
インストール必須!おすすめ無料フォント10選
数あるフォントの中から特におすすめのものを、日本語と欧文それぞれ5つずつピックアップしました。
どれもGoogleフォントから無料でインストールできますので、ぜひチェックしてみてください!
日本語フォント1:M PLUS
どちらも使い勝手が良いため、インストールしておくのがおすすめです。
ウエイト(太さ)のバリエーションも豊富なので、活用場面に合わせて選んでみてください。
日本語フォント2:さわらび明朝
ひらがなやカタカナ、漢字もきれいに表現できるので、書籍や長文にも適しています。
日本語フォント3:UDゴシック
高齢の方や視覚障害のある方などにも配慮されています。
日本語フォント4:しっぽり明朝
女性向けのデザインや優しい雰囲気のデザインに適しています。
ウエイトのバリエーションも豊富なので、見出しやロゴなどさまざまな場面で活用できます。
日本語フォント5:ZEN丸ゴシック
和風レトロや子ども向けデザインにも相性が良いフォントです。
欧文フォント1:Lato
斜めの文字もきれいに表現できるので、デザインの幅を広げられます。
欧文フォント2:Montserrat
Lato同様、見出しやロゴにもよく活用されています。
欧文フォント3:Poppins
読みやすさに長けており、他のフォントと比べて太さの幅が広い特徴があります。
欧文フォント4:Oswald
見出しやロゴに使うと、良いアクセントになります。
欧文フォント5:Poiret One
デザインのあしらいとして有効に活用できるので、インストールしておくと便利です。
フォント選びが重要な3つの理由
フォントは、やみくもに好きなデザインのものを使えばよいというわけではありません。
デザインにおいて、フォント選びが重要とされているのには次のような理由があります。
- 効果的な情報伝達ができる
- ブランドイメージの調和が保てる
- 感情への訴求ができる
フォント選びの重要性を理解して、適切なフォントを選べるようになりましょう。
1:効果的な情報伝達ができる
フォントは情報を効果的に伝える手段の一つです。読みやすさや視認性を考慮せずに選んでしまうと、情報が伝わりづらくなり、ユーザーのストレスにつながってしまいます。
たとえば、長文にはゴシック体より明朝体のフォントがよく選ばれます。長い文章を読むうえでは、明朝体のような少し細めのフォントが読みやすいとされているためです。
反対に小さい文字だと明朝体は読みにくさにつながってしまうことがあるため、ゴシック体が選ばれる傾向があります。
読みやすさや視認性など情報を伝えやすくする工夫として、フォント選びは重要なのです。
2:ブランドイメージの調和が保てる
フォントは、ブランドイメージの調和にも重要な役割を持ちます。
ブランドの特性やユーザーにマッチしたフォントを選ぶことで、ブランドイメージを強化して信頼性を高められるのです。
フォントには先端に装飾があるセリフ体と、装飾がないサンセリフ体があります。この2つの使い分けを例にして、ブランドイメージの調和について見ていきましょう。
たとえば、GUCCIやHERMESなどの高級ブランドは、エレガントな雰囲気を感じさせるセリフ体が使われています。
一方で、ユニクロやJINSなどのカジュアルなイメージのブランドでは、サンセリフ体が使われています。
このように、ターゲット層に合わせてフォントを選ぶことで、ブランドイメージを保つことにつながるのです。
3:感情への訴求ができる
フォント選びが重要な理由には、感情への訴求ができる点も挙げられます。
丸みを帯びたフォントは親しみやすさ、角張ったフォントは力強さを想起させるといったように、フォントは種類によって与える印象やイメージが異なります。
よって、子供向けの商品には親しみやすい丸文字、スポーツ用品メーカーではエネルギッシュな力強い太字やゴシック体が使われているのです。
各フォントの特性を理解したうえで、適したものを選ぶことが大切です。
まとめ:フォントの引き出しがデザインの引き出しにつながる
今回は、おすすめの無料フォント10選とフォント選びが重要な理由について解説しました。
フォントの特性を理解して使い分けができるようになると、デザインの引き出しも増えていきます。
いろいろなデザインに対応できるよう、着実にスキルを磨いていきましょう!
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ももさん(@momo_web24)
デザイン会社社長。WebアプリのUIUX設計からHP、ロゴ作成まで幅広くWeb制作に携わっている。デイトラWebデザインコースのメンター。