【2024年最新版】Webデザイナー必見!現場で活用されているAIツール10選をご紹介

Webデザインの世界でAIツールの活用が急速に広がっています。

新しいツールが日々登場し、デザイナーの作業効率を大幅に向上できるようになりました。

この記事では、2024年現在で注目を集めるAIツール10選をご紹介します。

どれも操作が簡単で使いやすいものばかりですので、AIツールをまだ活用していない方もこの機会にぜひチャレンジしてみてください!

■動画で内容を確認したい方はこちら!

ももさん
【講師プロフィール】
ももさん(@momo_web24
デザイン会社社長。WebアプリのUI/UX設計からHP、ロゴ作成まで幅広くWeb制作に携わっている。デイトラWebデザインコースのメンター。

AIツールがデザイン現場に与える影響

急速に発展を遂げているAIツールは、デザインの現場に大きく4つの影響を与えています。

  • コンセプト創出の加速
  • デザインの自動生成
  • デザインの最適化
  • デザイナーが活躍できる場の拡大

コンセプト創出の加速

AIツールによってコンセプトを生み出す速さが上がっています。

たとえば、ChatGPTなどの文章生成AIを使用すると、「ロゴのパターン」「企画構成」「キャッチコピー」「タイトル」など、さまざまなアイデアを即座に複数生成可能です。

大量のデータから新しいコンセプトやアイデアを生み出すことで、人間のクリエイターが行っていた試行錯誤の時間が削減できます。

ももさん
私もロゴ制作の仕事ではChatGPTで素案を作成し、そこからブラッシュアップして作りました!

デザインの自動生成

テキストからデザインやワイヤーフレームを自動生成するAIツールが登場し、制作工程の大幅な短縮が実現しています。

従来の「ラフ作成→ワイヤーデザイン→デザイン落とし込み→実装」という流れが、AIの活用により効率化されました。

最新のAIツールでは、テキストから直接Webサイトのデザインを作成し、実装用のコードまで出力できるものも存在しています。

デザインだけでなく、コーディングもある程度の自動化が可能になってきています。

デザインの最適化

AIは膨大なデータを基にデザインの要素を分析し、改善点を提示することが得意です。

「配色」「レイアウト」「視認性」「コントラスト」など、さまざまな観点から理論的にフィードバックしてくれます。

人間が気づきにくい細部まで指摘してくれるため、デザインの質を向上させることが可能です。

デザイナーが活躍できる場の拡大

AIツールは、一見デザイナーの仕事を奪うように思えるかもしれませんが、実際は逆に仕事の幅が広がる可能性を秘めています。

デザイナーには得意不得意があり、デザインは強くてもマーケティングやグラフィック、コーディングが苦手な人もいるでしょう。

そこでAIツールを活用すれば、得意分野に集中し、苦手な領域はAIにサポートしてもらうことが可能です。

ももさん
これからはAIを「仕事を奪われるもの」から「使いこなして活かすもの」に転換して考えられると、より活躍の場が広がると思います!

WebデザイナーにおすすめのAIツール10選

ここからは、実際にデザインの現場で使われているAIツールをご紹介します。

ぜひ気になったものから使ってみてください!

1:Figma AI

FigmaのAI機能は、主にFigJamというホワイトボード機能で利用できます。

チームでアイデア出しやブレーンストーミングをするときに、付箋を自動で整理したり、意見をカテゴリ別に要約したりする機能が便利です。

また、Figmaのデザインファイルでは、「Magician」というプラグインを使用することで、アイコンやイラストの自動生成ができます。

生成したアイコンはベクターで書き出せるため、色を自由に変えられることが可能です。

2:Canva AI

Canvaには、さまざまなAI機能が搭載されています。

背景画像の自動拡張、背景の自動削除、AI画像生成機能などが特に便利です。

たとえば、人物画像の背景を簡単に切り抜いたり、プロンプトを入力するだけでオリジナルの画像を生成したりできます。

3:Adobe Firefly

Adobe FireflyはCanvaと似た機能を持つAIツールで、背景の自動生成や除去、ロゴやイラストの作成などが可能です。

Adobe製品との連携も強みなので、IllustratorやPhotoshopをよく使う方はぜひ利用してみてください。

4:Create.xyz

Create.xyzは、テキストプロンプトからWebサイトを自動生成するツールです。

たとえば、「美容室のWebサイト」というプロンプトを入力するだけで、ヘッダー、サービス内容、フッターなどWebサイト制作に必要なHTMLコードを生成してくれます。

Webサイト制作の効率化に一役買ってくれるでしょう。

5:ChatGPT

文章生成AIの代表格であるChatGPTは、Webデザインの分野でも活用できます。

たとえば、LPの構成を考えてもらったり、キャッチコピーのアイデアを出してもらったりするときに便利です。

まだ使ったことがない方は、ぜひ一度利用してみてください。

6:Claude

ClaudeもChatGPTと同様に、文章生成AIとしてWebデザインに活用できます。

ChatGPTよりも自然な日本語の文章になると言われているため、Webサイトに載せる文章のたたき台を作るのにもよいでしょう。

文章生成AIは種類がいくつかあるので、実際に使ってみて出力の質や使いやすさなどから好みのものを選ぶとよいでしょう。

7:Google Gemini

GoogleのAI、Geminiも文章生成に優れているAIツールの一つです。

2024年7月25日のアップデートでデータ量が8,000トークンから32,000トークンに増え、より高度な文章生成が可能になりました。

ももさん
私はUIが好みなので、Geminiをよく使っています!

8:DALL-E 3

DALL-E 3はOpenAIが開発した画像生成AIで、テキストプロンプトから高品質な画像を生成できます。

ChatGPTの有料プランであるChatGPT Plus、無料で使えるCopilot、Bing Image Creatorで利用できます。

ロゴデザインのアイデア出しや、シンプルなモチーフの作成に便利です。

9:Midjourney

Midjourneyも、高品質な画像を生成できるAIツールです。

プロンプトの工夫次第で、AIが生成したとは思えないほどのクオリティの画像を作成できます。

Discordでも使える操作性の高さもポイントです。

10:Runway

Runwayは、静止画から動画を生成するAIツールです。

画像をアップロードしてプロンプトを入れるだけなので、とても簡単に操作できます。

Webサイトに挿入する動画を生成したいときにぜひ活用してみてください。

まとめ:AIを武器にして効率アップを目指そう

AIツールを活用することでWebデザイナーの作業効率は大幅に向上し、より創造的な作業に時間を割けるようになりました。

AIツールは日々進化しており、この記事で紹介したツール以外にも、新しい便利なツールが次々と登場しています。

これからWebデザイナーとして活躍するためには、常に新しい情報をキャッチアップし、自分の武器として活用していくことが重要です。

AIと上手に付き合いながら、効率よく作業を進めていきましょう。

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