本記事では、デイトラ運営のショーへー(@showheyohtaki)とデイトラShopifyコースメンターのよーすけさん(@yosuketraveler)に、Web制作を学んだ人にこそShopifyへの挑戦をおすすめする理由やShopify業界の魅力について伺ってきました!
コロナ禍を機にECサイトの市場規模が一気に拡大を見せ、注目を浴びたShopify。当時から数年が経過した2023年現在、Shopify業界も変化を見せており市場の動向や業界で求められるスキルが以前とは異なるものになってきています。
ただ未だに需要が急増していることに違いはありません。さらに今回インタビューしたお二人の話を聞いていると、「Web制作」を既に学んでいる人こそShopify制作に挑戦すると大きなチャンスが広がっていることに気づかされました。
なぜWeb制作者がShopifyに挑戦すべきなのか、どんな魅力があるのかをShopifyへの高い知見を持ったショーへーとよーすけさんから徹底的にお話していただきました!
・今Shopify業界で求められる人材/スキルについて
・Web制作者がShopify業界に参入して得られる価値
「Web制作を学んだけど案件の受注に苦戦している…」「Shopify業界に興味があるけど未だに需要はあるのかな…」と思われていた方はぜひ最後まで読み進めてみてください!
Shopify業界における最新の動向は?
まずはよーすけさんだけ簡単に自己紹介をお願いできますか?
Shopifyのスキルを軸に幅広く活動している状態です!
そもそもよーすけさんがShopify業界に参入したきっかけって何だったんでしょう?
「今ならShopifyに挑戦すればかなりチャンスが広がると思うよ」と、お話させていただいたかと思います!
ショーへー(@showheyohtaki)
株式会社デイトラ代表取締役。大手で営業職→1年で退社→未経験でIT系に転職→2年修行→フリーランスエンジニアに。Shopifyコース、Shopifyアドバンスコース、Web制作コースの教材作成者。
そして業務委託で応募したShopify Experts(エキスパート)の会社からスカウトを受けて転職、その後独立をして今に至ります。
※Shopify Expertsとは…Shopifyの審査を受けて実績を認められたパートナー企業、またはフリーランス
右肩上がりのEC市場でShopifyは注目度を増している!
よーすけさんがShopify業界に参入したのは2〜3年前の話だと思いますが、未だにShopify構築の需要って高いんでしょうか?
実際にEC市場が右肩上がりに拡大を見せているデータがあり、ECサイトを構築してほしいという声が多方面から聞かれます。
出典:令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)
世界にあるサイトのうち4%がShopifyって結構すごいですよね笑
順位 | 種類 | Webサイト全体のシェア |
1位 | WordPress | 43.3% |
2位 | Shopify | 4.4% |
3位 | Wix | 2.0% |
4位 | Squarespace | 1.8% |
5位 | Joomla | 1.7% |
参考:Usage statistics of content management systems|W3Techs
どおりでShopifyのサイトを目にする機会が増えたり、Shopify制作会社の数が多くなっていたりするわけですね。
LPやホームページと比較すると分かりやすく、これらの制作業務をクラウドソーシングで受注しようと思うと倍率が比較的高くなっています。
↑中には倍率が30倍以上に到達する案件もある…!
実際に僕もWeb制作者として案件受注が停滞している時、Shopifyに特化したところ一気に案件を受注できるようになったので…!
スキルレベル以外にも、人材の「多い/少ない」が関係しているんですね。
僕もSNSから依頼を受けたり制作会社の方から「優秀な人材いないですかね?」と聞かれたりしている状態なので、Shopifyを制作できる人はまだまだ需要が高いと思います!
Shopifyなら高単価で案件を受注できる可能性も高い!?
ちなみにこれは気になる方も多いと思うんですが、Shopify構築って「単価相場」もそれなりに高いんでしょうか?
基本機能のみの小規模なサイトでも「30〜100万円」、オリジナルデザインのサイトであれば「100〜300万円」になることも普通ですね。
↑実際にクラウドソーシングで掲載されていた案件
それが最近ではShopifyを中心としたSaas系サービス(※)の登場によって、高機能なサイトを200〜300万円で構築できるようになったんです。
※インターネットを通じてシステムソフトウェアやアプリケーションソフトウェアを提供するサービスのこと
ということは、Shopify関連のデザイナーやデベロッパーもそれだけ単価が高いってことか…!
だからこそWeb制作のスキルをつけた人がホームページやLPだけでなく、Shopifyという土俵で戦うと売上が一気に倍増する可能性もあるんです。
どうせ同じように仕事をするんだったら、今こそ単価相場の高いShopifyにも挑戦してみてほしいと僕は思っています!
Web制作を学んだ人こそShopifyに挑戦すべき理由
土台となる基礎知識があるからキャッチアップが早い!
仮にゼロからShopifyを学ぶ場合「そもそもサイトの構築がどういったものなのか」から理解を始める必要がありますが、Web制作を一通り勉強した人はベースができています。
必要な言語は違えどWordPressでカスタマイズの土台ができている状態であれば、Shopifyの学習もスムーズに進められると思います!
「Webサイトをコードで構築する」という経験をしてきたこと自体が、完全初学者と比較してアドバンテージになるんですね!
知識のインプットも効率よくできるでしょうしスキルのキャッチアップも早いはずなので、Shopifyを構築できるようになるまであっという間だと思います。
以下の記事では40代未経験から日本有数のShopify制作会社に転職されたよーじさんに、「Shopify企業が求める人物像や必要なスキル」について語ってもらっています。
ECサイトは更新頻度が高く継続案件につなげやすい!
というのもShopifyは商品を販売するためのプラットフォームなので、更新頻度がかなり高いんですよね。
他の人にスイッチするのはコストがかかるので、一度信頼を掴んでいれば追加作業が発生した時も継続的にお願いされる可能性は高いはずです。
ホームページやLPだとそれほど頻繁に更新することもないですし、単発な案件にはなってしまいがちですよね。
更新頻度が高いという特性上クライアントとの関係性が単発になりにくく、継続的な収入源に繋げやすいのはShopifyならではの魅力ですね!
今Shopify業界ではどんな人材が求められているのか?
Shopifyテーマのコード編集までできる人材が不足している
数年前に比べてノーコードでShopifyを構築できる人は増えてきましたが、コードを書いてShopifyテーマをカスタマイズできる人はまだまだ少ないです。
以前はShopifyを立ち上げるだけで価値になっていたけど、今はそれにプラスαで柔軟にサイトをカスタマイズできる人材が重宝されるんですね!
テーマをカスタマイズするには、LiquidというRubyベースのプログラミング言語と、HTML/CSS/JavaScriptを使いこなす必要があります。
Web制作を学んだ方は既にHTML/CSS/JavaScriptの基礎を持っている状態なので、Shopifyの構造とLiquidの学習さえすれば「Shopifyデベロッパー」になれるんです。
身につけるべきはShopifyの基礎とカスタマイズスキル
そういった業界の背景も踏まえてデイトラで開講しているのが、ShopifyコースとShopifyアドバンスコースの2つです!
・ストア構築編
・販売・マーケティング編
・認知獲得・運用のコツ編
・ファイル構造を把握
・Liquid / JSONの文法
・よくあるカスタマイズ集
デイトラShopifyコースでノーコードによるストア構築をおさえ、Shopifyアドバンスコースでコード編集を学ぶと今現場で求められている「カスタマイズ案件に対応できるストア構築者」を目指せます。これからShopify業界で活躍したい方はぜひ受講してみてください!
Web制作者は既にカスタマイズの土台ができている!
実際にデイトラ受講生から「どれくらいでアドバンスコースに挑戦していいのか」聞かれることも多いですが、Shopifyに対する基礎理解の他HTML/CSSで自由にサイトを構築できるスキルがあって初めてチャレンジできます。
正直Progateのような学習サイトで「少しプログラミングに触れたことがある」という程度では、難しいと思います。
ShopifyのカスタマイズといってもベースになるのはWeb制作なんですね!
既に土台がある状態なので、すぐコード編集まで対応できるようになると思います!
Shopify業界には無限のチャンスが広がっている!
まさにShopify業界の可能性は無限大ですね。
フリーランスとして案件を受注するにしても制作会社に就職するにしても、Shopifyのカスタマイズまで対応できるストア構築者は多方面から引っ張りだこ状態です。
Shopifyコース受講から5ヶ月目で月50万円以上の売上を立てられるようになったり、中には100万円近い売上を出されていたりする方もいますね。
↑実際に成果を出されているデイトラ卒業生たち
デイトラでShopifyを学んだ人たちがこういった活躍を見せているのは嬉しいですね。
Shopify歴は1〜2年ほどの方々ですが、コードのカスタマイズまでできるようになり、Shopifyデベロッパーとして業務委託で毎月安定して50〜60万円ほどの収入を得ているとおっしゃっていましたね。
さいごに:Shopifyのカスタマイズを覚えて市場価値の高い人材になろう!
今回お話した通りShopify業界では「カスタマイズのできるストア構築者」が多方面から求められているので、コード編集の基礎が既に身についているWeb制作者のみなさんにはぜひShopifyに挑戦してほしいと思います!
向上心のある方やスキルのキャッチアップが好きな方にピッタリだと思います!
僕も常々「デイトラから優秀な人材の輩出を期待しているよ」と言われていますが、着実にShopifyのスキルを身につければ正直、引く手あまた状態になると思います。
【PR】Shopifyのスペシャリストを目指すなら『デイトラ』で学ぼう!
当メディアを運営する株式会社デイトラでは、未経験でも・迷わず・楽しくWebスキルが学べるオンラインスクールを開講しており2023年4月現在全14種類のコースがあります。
デイトラではShopifyの制作スキルが学べるコースを2つ用意しており、「基礎講座」と「応用講座」に分かれています。
- 基礎講座‥デイトラShopifyコース
- 応用講座‥デイトラShopifyアドバンスコース
1.Shopifyコースでゼロから“ECサイト制作の基礎”を学ぼう
デイトラShopifyコースでは、Shopifyに関する基本や応用はもちろん、営業方法から実案件の流れ、広告運用までの全てを網羅しています。
デイトラShopifyコースで教えるのは「Shopify構築のやり方」だけではありません。実際のビジネスの場で使える実践的なスキルや案件受注のための考え方や提案方法も学べます。
Shopify制作者としての基礎スキルを身につけたい方は、ぜひデイトラのShopifyコースを受講してみてください!
2.Shopifyアドバンスコースで“テーマのコード編集”を学ぼう
デイトラShopifyアドバンスコースは、テーマのコード編集を学びShopifyのカスタマイズ案件が受けられるレベルを目指す講座です。
「実務でよく実装するカスタマイズ」の解説付きコースなので、Web制作の基礎やShopifyの基礎スキルがあり「さらに強みをつけたい」という方にはおすすめの内容です。
テーマカスタマイズができるスキルを習得して差別化を図り、Shopify構築者として活躍されたい方はぜひShopifyアドバンスコースを受講してみてください!
※アドバンスコースはコード編集が主な内容となるため、基本的なHTML等の知識がある方向けの内容になっています。ご注意ください!
初芝賢(@hatushiba_ken)
当メディア「東京フリーランス」の編集長。それ以外にも、マーケティング戦略の立案から広告運用のディレクション、LPOなどマーケティング業務全般を行っている。