デイトラのYoutubeチャンネルでは、定期的に視聴者さんのお悩みやご相談にお答えしています。
今回は次のようなご相談にデイトラ代表のショーヘーとCTOのとだが回答しました!
- Web制作とWebデザインならどちらが稼げる?
- フルリモートで働けるWeb系の仕事は?
- Webマーケティングを学んだ方が稼げる?
副業をしたい方やフリーランスを目指している方は、ぜひ参考にしてください。
とだこうき(@cohki0305)
株式会社デイトラCTO。会社員時代、業務の自動化を手掛けた事をきっかけにプログラマーの道へ。現在はWebスキル特化型オンラインスクール「デイトラ」を運営している。
1:Web制作とWebデザインならどちらが稼げる?
IT業界未経験です。「稼げる」の1点で決めるなら、Web制作とWebデザインだとどちらが良いでしょうか?
(28歳・男性・フリーター)
Web制作のほうが収入が高くなりやすい理由
Web制作のほうが収入が高くなりやすい理由は、おもに2つあります。
- コーダーは単価が高い傾向にあるため
- コーディングはやればやるほど作業スピードが上がるため
1つ目は、デザイナーとコーダーでサイトを作成する場合、コーダーのほうが単価が高い傾向にあるためです。
たとえば10万円のサイト作成費をデザイナーとコーダーで分けた場合、デザイナーは4万円、コーダーは6万円のようになる場合があります。
作業時間の長さや構築の難易度などが考慮され、コーダーのほうが少しだけ単価が高くなることが多いようです。
2つ目は、コーディングはやればやるほど作業スピードが上がるためです。
コーディングは同じ機能を開発することがよくあるため、似たような機能を作るときは以前作成したコードを参照します。
作業スピードが上がればその分、ほかの仕事に使える時間が増えるため、結果的に収入が上がりやすいのです。
以上から、Web制作とWebデザインを「稼げる」という点で比較すると、Web制作のほうが収入が高くなりやすいといえます。
安定して高い収入がほしいなら「プログラミング」もおすすめ
Web制作やWebデザインに限らないのであれば、プログラミングは安定して高い収入がほしい方におすすめです。
プログラミングは、学習が必要な要素やスキルアップする道筋がある程度決まっているため、キャリアを積み上げやすいのが特徴です。
最先端の技術を学び続ける、画面に向かってひたすら作業するなどが必要で、人によって向き・不向きのある仕事ですが、適性があればフリーランスとして月80万円もの収入を得られる可能性もあります。
ぼくはフリーランスになってからは、ほとんど紹介で仕事をもらっていました。
スキルを磨けば求められる人材になれるため、独立後も安定して稼げる仕事だと感じます!
会社員だとプログラミングとWeb制作、どちらが稼げる?
未経験からの転職で会社員としてWeb制作やプログラミングをする場合の月収は、目安としてWeb制作は20〜25万円、プログラミングは20〜30万円ほどです。
会社員で考えるとそこまで大きな差はないといえます。
ただ、フリーランスになったときに大きく収入が跳ね上がりやすいのはプログラマーなので、高い収入を求めて独立を視野に入れている方はプログラマーの道に進むことをおすすめします。
2:フルリモートで働けるWeb系の仕事は?
田舎に住んでいるため、フルリモートでできる仕事を検討しています。JavaとWeb制作を学習しようと考えていますが、どちらがフルリモートで働けますか?
(26歳・男性・フリーター)
Web制作はフルリモートでできる会社もありますが、入社後いきなりリモートワークOKな場合は少ないですね…。
Javaでシステム開発をしている会社の多くは、セキュリティ面がしっかりしています。
Javaは銀行のATMシステムなど機密性の高い場面で使われる言語です。仕事を家に持ち帰ることによる情報漏洩を避けるために、リモートワークを禁止している場合が多くあります。
よって、フルリモートでJavaでシステム開発をしている会社に就職することは難しいといえます。
一方、Web制作はフルリモートで働ける会社もありますが、いきなりフルリモートで働くのはスキル面でもメンタル面でもおすすめできません。
困ったときにいつでも質問できる先輩がいる状態のほうが安心して仕事できますし、スキルも上がりやすいためです。
住む場所によっても収入は変わってくるので、可能であれば仕事の多い場所に引っ越して就職することをおすすめします。
ぼくは、2〜3年会社員として経験を積んでから独立して、フルリモートで働く道を提案したいです!
ただ、家庭の事情でどうしても始めからフルリモートでなければならない場合もあるでしょう。
こちらの記事では、いきなりフルリモートで仕事をしている方をご紹介しています。どれだけの努力を積み重ねてスキルを磨けば、いきなりフルリモートで働けるのか知りたい方はぜひご覧ください。
3:Webマーケティングを学んだ方が稼げる?
私は現在、フリーランスでWebデザイナーをしています。しかし、安定して月30万円稼げるようになっていないという課題を抱えています。Webマーケティングを学ぶともっと収入を伸ばせると聞きましたが、どう思いますか?
(29歳・女性・フリーランス)
Webマーケティングが収入アップにつながる理由
日本のインターネット広告費は2019年に2兆円を超え歴代最高額として話題になりました。2022年にはその1.5倍である3兆円を超えており、広告費は増加傾向にあります。
インターネット広告の中でも特に増えているのが「Web広告」で、LPやリスティング、SNSなどさまざまな広告に多くの予算が割かれています。
企業は売上を上げることを目的に広告費をかけているので、Webマーケティングの知識があって売上に直結する広告作成・運用ができるWebデザイナーは、収入も上がりやすいというわけです。
注意!新たなスキルを身につけることだけが収入アップの方法ではない
Webマーケティングを学ぶことは収入につながる可能性を高めますが、もし安定しないにしろ20〜30万円の収入を得られているのであればほかに原因があるかもしれません。
たとえば、考えられるのは「営業先」。予算をもっている企業にアプローチできていない可能性があります。
同じLP作成でも、A社の予算が10万円でB社が20万円だった場合、デザイナーに支払われる報酬はB社のほうが多くなりやすいです。
このように、アプローチの仕方を変えるだけでも月30万円の目標に達しやすくなります。
収入が安定しない理由が「スキル不足」なのか、それとも「営業先」なのかを見直してみてください!
未経験からWeb制作を学ぶならデイトラWeb制作コースがおすすめ!
東京フリーランスは、1日1題のステップでWebスキルを身につけられる”デイトラ”を運営しています。
デイトラWeb制作コースは、実務レベルの本格スキルを学び、Web制作を仕事にしたい方におすすめのコースです。
HTML/CSSやjavaScriptを始めとした言語の基本からデザインカンプをもとにしたコーディング、WordPressのオリジナルテーマ作成まで、学習カリキュラムはなんと100日分!Web制作を網羅的に学べます。
また、中級・上級の最終課題はメンターによる課題レビューつき!品質を現場目線でチェックしてもらえるため、「自分は今どのくらいのスキルがあるのか」が客観的にわかります。
Web制作のスキルを身につけたい方は、ぜひデイトラWeb制作コースをチェックしてみてください!
ショーヘー(@showheyohtaki)
株式会社デイトラ代表。フリーランスプログラマーとして実績を重ねたのちに起業。現在はデイトラWeb制作コースの責任者も務めている。