- Webマーケティング
- 2021.07.25
未経験からフリーランスで稼げるの?
そんな疑問をもっている方も多いのではないでしょうか?
実は、スキルなし・未経験からでもフリーランスになることは可能です。ただし、ただやみくもに始めるのではなく、適切な準備や学習を進めていく必要があります。
この記事では、スキルなし・未経験からフリーランスになるための9つのポイントを、準備編と実践編、そして番外編に分けて詳しく解説します。さらに、スキルなし・未経験からフリーランスになりたい人におすすめの仕事4選や、フリーランスになる際の注意点もお伝えします。
この記事を最後まで読めば、スキルなし・未経験からフリーランスになる際に押さえておくべきポイントがわかり、あなたの目的に応じた働き方を選びやすくなるはずです。スキルなし・未経験からでもフリーランスになれるかどうか不安に思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
スキルなし・未経験からフリーランスになる際のポイント9選
スキルなし・未経験からフリーランスになる際のポイント9選は以下の通りです。
- フリーランスになる目的を明確にする
- 必要な生活費(生活防衛費)を把握する
- 事業用に使うツールを揃える
- 目的に応じたスキルを選ぶ
- 目的に応じたスキルを学ぶ
- ポートフォリオを作る
- 営業してトライ&エラーを繰り返す
- フリーランスとして活躍する先輩と交流する
- 税金の知識を身につける
これらを準備編と実践編、そして番外編に分けて、順番に解説します。
準備編
まず準備編では、以下の3つについて順番に解説します。
- フリーランスになる目的を明確にする
- 必要な生活費(生活防衛費)を把握する
- 事業用に使うツールを揃える
フリーランスになる目的を明確にする
準備編のポイント1つ目は、フリーランスになる目的を明確にすることです。スキルがなくてもフリーランスを目指せますが、目的が明確でないと、すぐに挫折してしまいます。なぜフリーランスになりたいのか、じっくり考えてみましょう。
例えば、フリーランスになる目的として以下のようなものが考えられます。
- 収入を増やしたい
- 家族との時間を増やしたい
- 自分の興味ある分野で仕事がしたい
目的が明確になれば、どのようなスキルを身につけるべきか、どのような仕事を探すべきかの指針になります。
必要な生活費(生活防衛費)を把握する
2つ目は、必要な生活費(生活防衛費)を把握することです。特にスキルなしからフリーランスになる場合、最初は安定した収入を得るのが難しいかもしれません。そのため、最低限必要な生活費(生活防衛費)を把握しておくことが重要になります。
例えば、最低限必要な生活費には、以下のようなものが含まれます。
- 固定費
家賃、光熱費、通信費、保険料、ローン返済など - 変動費
食費、交通費、衣服費、娯楽費など - 予備費
急な出費に備えて、月々の必要額の10〜20%程度など
これらを合計し、月々最低限必要な金額を算出します。この金額を知っておくと、フリーランスになって予想外のことに直面しても、心に余裕をもって生活できるでしょう。
事業用に使うツールを揃える
3つ目は、事業用に使うツールを揃えることです。スキルがなくてもフリーランスを始められますが、基本的なビジネスツールは必要です。
具体的には、以下のツールを準備しておくと良いでしょう。
- コミュニケーションツール
・ビジネス用メールアドレス:Gmail やOutlookなど
・チャットアプリ:Slack、Chatwork、Discordなど
・ビデオ会議ツール:Zoom、Google Meetなど - お金のやり取りをするツール
・事業用のクレジットカード
・事業用の銀行口座
これらのツールを揃えることで、クライアントとの連絡やお金の管理がスムーズになります。
実践編
次は、実践編です。ここでは、具体的にどのようにスキルを選び、身につけ、仕事を獲得していくかについて以下の4つのポイントに分けて解説します。
- 目的に応じたスキルを選ぶ
- 目的に応じたスキルを学ぶ
- ポートフォリオを作る
- 営業してトライ&エラーを繰り返す
目的に応じたスキルを選ぶ
実践編のポイント1つ目は、目的に応じたスキルを選ぶことです。準備編では、フリーランスになる目的を明確にしました。その目的によって選ぶべきスキルは変わってきます。スキルを選ぶ際は、以下の4つの判断基準を考慮するのがおすすめです。
- 稼げる可能性
どのような働き方(副業、フリーランスなど)でどれくらい稼げる可能性があるか - 働く場所・時間の自由度
リモートワークは可能か、働く時間の柔軟性はどれくらいか - 仕事開始までのスピード
スキルを習得するまでにどのくらいの時間が必要か - 収入の安定性
定期的な収入が見込めるか、月々の収入にどのくらい波があるか
具体的にどんなスキルがおすすめかについては「スキルなし・未経験からフリーランスになる際におすすめの仕事4選」で後述します。
スキルの選び方についてさらに詳しく知りたい方は「 【早分かり】後悔しないWebスキルの選び方!あなたにあったスキルはコレ【プログラミング/デザイン/動画編集etc】」の動画で解説していますので、参考にしてみてください。
目的に応じたスキルを学ぶ
2つ目は、目的に応じたスキルを学ぶことです。目的に合ったスキルが選べたら、早速スキルの基礎的な内容を学んでいきましょう。主な学習方法としては、以下のような方法があります。
- 書籍やブログ記事で学ぶ
- YouTube動画で学ぶ
- オンライン学習プラットフォーム(Udemyなど)を活用する
- オンラインスクール(デイトラなど)を活用する
重要なのは、座学だけでなく実践を通じて学ぶことです。座学だけにのめり込みすぎると、それが何に役立つのかが実感できず、モチベーションが下がって挫折してしまいます。
そうならないために、基礎的な内容を座学で学ぶとともに、実践を通して学ぶのがおすすめです。実践しながら学ぶことで、頭の中で抽象的だったものが具体的に理解できるようになります。
ポートフォリオを作る
3つ目は、ポートフォリオを作ることです。スキルなしからフリーランスを始める場合、あなたがどんな制作物を作れるのかを「見える化」しておく必要があります。これにより、発注者であるクライアントとのミスマッチを防ぐことができます。
ポートフォリオを作る方法としては、例えば以下が考えられます。
- 何らかの制作物を自主制作する
- 家族や友人、知り合いなど、身近な人から受注する
また、日々の学習内容や参考になったサイトなどをSNSやブログで発信しておくと、発注者からも評価されやすくなります。
ポートフォリオが作れたら、発注者にとって見やすいものに徐々にブラッシュアップしていきましょう。
営業してトライ&エラーを繰り返す
4つ目は、営業してトライ&エラーを繰り返すことです。スキルなしからフリーランスを始めた場合、最初は自分から営業しないとなかなか仕事は得られません。そのため、営業活動が必要になります。
主な営業方法としては、以下が挙げられます。
- クラウドソーシングサイトの活用
CrowdWorksやLancersなどに登録し、自分のレベルに合った案件に応募する - SNSの活用
X(旧Twitter)やInstagramで公開されている案件に応募する
重要なのは、失敗を恐れずにトライ&エラーを繰り返すことです。それぞれの営業活動から学んだ内容を、次回に活かすことで、徐々に成功確率を高められます。
とはいえ、一人ではどうやって営業したらわからないという人もいるかもしれません。そんな方のためにデイトラでは、営業活動をサポートする営業支援コースを用意しています。興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
オンラインスクールデイトラでスキルを身につけた人へ向けた、営業活動をサポートするコース。経験豊富なメンターによる面談や数々の実例をベースにしたカリキュラムが充実している。
番外編
最後に、番外編です。スキルなしからフリーランスを目指す上で、以下の2点も重要なポイントとなります。
- フリーランスとして活躍する先輩と交流する
- 税金の知識を身につける
順番に解説します。
フリーランスとして活躍する先輩と交流する
1つ目は、フリーランスとして活躍する先輩と交流することです。すでに成功している先輩フリーランスの方と交流すると、自分だけでは見えてこなかったキャリアや問題解決の方法が見えてくることがあります。交流会やコミュニティに積極的に参加し、悩みを共有できるフリーランス仲間を作っておくと良いでしょう。
「いきなり実際に会うのはちょっとハードルが高いな…」という方は、オンラインコミュニティを利用してみるのもおすすめです。
例えば、デイトラでは、同じ志をもつフリーランスたちが積極的に交流し、お互いに支え合えるオンラインコミュニティとして「デイトラコミュニティ」を用意しています。よかったら参考にしてみてください。
デイトラ受講生専用のコミュニティ。業界の動きや営業についてのウェビナー、仲間との交流、オフラインでのイベントなど、様々な機会が用意されている。
税金の知識を身につける
2つ目は、税金の知識を身につけることです。フリーランスとして、ビジネスに関わるからには、税金の基礎知識は必須になります。
フリーランスが知っておくべき税金の基礎知識とは、例えば以下のようなものです。
- 確定申告の方法と期限
- 経費として計上できるもの
- 青色申告の活用方法
- 所得税と住民税の計算方法
- 消費税の取り扱い方
フリーランスが知っておくべき税金の知識については、「【保存版】フリーランスが知っておくべき税金の基礎知識【ゼロから独立するための完全ガイド】」の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
ここまでスキルなし・未経験からフリーランスになる際のポイント9選について解説しました。まずは副業などで小さく始めてみて、ある程度収入の目処が立ってきた段階で独立を検討するというのも一つの方法でしょう。
スキルなし・未経験からフリーランスになる際におすすめの仕事4選
スキルなし・未経験からフリーランスになる際におすすめの仕事4選は以下の通りです。
- Web制作(コーディング)
- Webデザイン
- 動画編集
- ライティング
順番に解説します。
Web制作(コーディング)
Web制作(コーディング)とは、デザインされた設計図をもとに、コードを書いてサイトを作る仕事です。例えば、HTML&CSSという言語を使ってサイトの「見た目」を作ったり、JavaScriptという言語を使ってサイトに「動き」をつけたりします。
Web制作(コーディング)には、以下の特徴があります。
- 経験を積めば、高単価の案件を受注できる可能性がある
- リモートワークができるなど、働き方の自由度が高い
- 学習の道筋がある程度決まっているので、スキルなしからでも始めやすい
- 初心者でも取り組みやすい案件が多い
1日の学習時間にもよりますが、スキルを身に着けて稼げるようになるまでには3〜6ヶ月程度かかります。この学習期間を独学で乗り越えるのは簡単ではありません。学習の道筋を間違えて遠回りしてしまうのはもったいないと思いませんか?
そこで、デイトラWeb制作コースでは、スキルなし・未経験からでもWeb制作(コーディング)を仕事にできるよう、迷わず本格的なスキルを手に入れられるカリキュラムを用意しています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
Webデザイン
Webデザインとは、サイトの見た目や使いやすさを考えて、サイトの設計図を作る仕事です。例えば、ランディングページ(LP)やホームページ(HP)などを作る際に、サイトの構成や配色、フォントなどを決めていきます。
Webデザインの仕事には、以下の特徴があります。
- 経験を積めば、高単価の案件を受注できる可能性がある
- リモートワークができるなど、働き方の自由度が高い
- すでにあるデザインをトレース(真似)しつつ学べるので、スキルなしからでも始めやすい
- デザインする過程で、さまざまなスキルを身につけられる
1日の学習時間にもよりますが、スキルを身に着けて稼げるようになるまでには3〜6ヶ月程度かかります。ユーザーにとって見やすく、使いやすいサイトを作るためにはどうすれば良いかを常に考え、スキルアップしていく必要があります。
そこで、デイトラWebデザインコースでは、スキルなし・未経験からでもWebデザインを仕事にできるよう、本格的なスキルを継続的に学べるカリキュラムを用意しています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
動画編集
動画編集とは、企業や個人事業主から提供された動画を視聴者が見やすいように編集する仕事です。例えば、動画をカットしたり、テロップをいれたりします。
動画編集には、以下の特徴があります。
- 「月5万円稼ぐ」という目標は比較的達成しやすい
- 場所を選ばずに仕事ができる
- 基本の技術が習得しやすく、仕事を開始するまでのスピードが早い
- ただし、ある程度スペックのあるパソコンが必要
1日の学習時間にもよりますが、2〜3ヶ月学べば、仕事を受注できるレベルまで到達できます。
例えば、デイトラ動画編集コースでは、スキルなし・未経験から継続して仕事を受注できる動画編集者を目指せるカリキュラムが整っています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
ライティング
ライティングとは、企業や個人事業主が運営しているメディアで文章を書く仕事です。担当するメディアは、検索上位を狙うSEO記事をはじめ、取材記事、YouTube台本、ランディングページ(LP)など多岐に渡ります。
ライティングには、以下の特徴があります。
- 「月3万円稼ぐ」という目標は比較的達成しやすい
- 場所や時間に縛られないため、働き方の自由度が高い
- スキルなし・未経験からでも挑戦しやすく、仕事を開始するまでのスピードが早い
- 高スペックなパソコンは必要ない
1日の学習時間にもよりますが、1ヶ月程度学べば、仕事を受注できるレベルまで到達できます。
また、デイトラAIライティングコースであれば、ライティングスキルだけでなく、AIを活用するスキルも学べるカリキュラムとなっています。AI時代に仕事が絶えないライターになりたいという方はぜひチェックしてみてください。
ここまで、スキルなし・未経験からフリーランスになる際のポイントや、おすすめの仕事について詳しく解説してきました。
スキルなし・未経験からフリーランスになる際の注意点
スキルなし・未経験からフリーランスになる際の注意点は以下の4つです。
- 即戦力が求められる
- 自力で問題解決しなければいけない
- 初めは単価が低い場合がある
- 営業をしなければいけない
順番に解説します。
即戦力が求められる
フリーランスの世界では、多くの場合、即戦力が求められます。とはいえ、クライアントがどんなものを作れる人を求めているのかは、案件をひと目見ただけでは分からないかもしれません。
対策としては、実績を「見える化」しておくのがおすすめです。これにより、クライアント側は「この人はこういうものが作れるんだな」とわかり、納得して発注できます。
自力で問題解決しなければいけない
フリーランスは、自力で問題解決しなければいけない場面が多いです。フリーランスは会社員と違って、何か問題が起こったときに周りにすぐに頼るのは難しく、問題の責任は基本的に自分自身で取らざるを得ません。
例えば、
- クライアントとトラブルになった
- 自分自身が体調不良になった
- 急に子どものお世話をしないといけなくなった
など、想定外のことが起こっても、自分自身でやりくりし、柔軟に対応する必要があります。
そのため、事前に受注可能な案件かを見極める力や、問題を自力で解決する力が求められます。
初めは単価が低い場合がある
スキルなしからフリーランスを始める場合、初めは単価が低い場合があります。
未経験者向けの案件の特徴は、以下の通りです。
- 「多くの人ができる仕事」が中心
- ライバルが多く、競争が激しい
そのため、単価も低く設定されています。
「目先の単価よりも、実績を積んで単価を上げていくんだ」という覚悟が必要です。
営業をしなければいけない
フリーランスは、営業をしなければいけません。なぜなら、仕事を待っているだけでは、依頼はなかなか来ないからです。
フリーランスになるなら、仕事が与えられるのを待つのではなく、自ら仕事を取りにいくマインドに切り替える必要があります。また、具体的な営業の方法やコツを学ぶことで、営業活動をスムーズに進められるようになるでしょう。
ここまで、フリーランスになる際の注意点を解説しました。ここまでの話を聞いてフリーランスに興味はあるけれど、「周りからフリーランスはやめたほうがいいって言われるから、まだ一歩が踏み出せていないんだよな……」という人もいるかもしれません。
まとめ:スキルなし・未経験からでもスキルを身につければフリーランスになれる!
この記事では、スキルなし・未経験からフリーランスになるための9つのポイントから、おすすめの仕事4選、フリーランスになる際の注意点まで詳しく解説しました。
スキルなし・未経験からでもスキルを身につければフリーランスになることは可能です。ただ、決して簡単ではないため、目的を明確にして、適切な準備や学習を進める必要があります。
実際にやってみると、思わぬところで迷ったりつまずいたりすることも珍しくありません。
そんなときのために、デイトラ公式LINEでは、無料相談を実施しています。実績豊富なプロが無料で相談に乗っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
初芝賢(@hatushiba_ken)
株式会社デイトラのCMO。学生時代からWebライターを始め、現在はライティングやAIなどに関する実践的なノウハウをXやYouTubeなどで発信している。2024年7月1日より、登録不要・完全無料でAIの活用方法とマーケティングの基礎を学べる講座「AI実践道場」を公開中。