- Webマーケティング
- 2021.07.25
この記事ではこういった疑問にお答えします。
デザイン会社株式会社蒼代表。
IBM→フリーデザイナー→経営者。UI/UX、Webデザインが専門。
Twitterやブログではデザイナーとして腕一本で生きる知識とトレンドを発信している。
営業から転職し、6ヶ月でリードエンジニアになったフルスタックエンジニア。
その後半年でフリーランスとして独立し、ブロックチェーン・機械学習の案件に携わる。現在はフリーランスエンジニアの経験を活かして、ブログやYouTubeにて情報発信をしている。
フリーランスは名刺をつくるべき?
まず、フリーランスが名刺を持っているとどんなメリットがあるのでしょうか?
細かく見ると名刺を持つメリットはたくさんあるのですが、今回は大きく分けてこちらの3つを見ていきたいと思います。
- 名刺を交換することでつながりができる
- コミュニケーションツールになる
- 社会人としての安心感・信頼感が得られる
では、ひとつひとつ見ていきますね。
名刺を交換することでつながりができる
名刺を交換することで営業先の方とつながりを持つことができます。
相手の方がこちらに仕事を依頼してくれやすくなるのはもちろん、こちらからも「何かお仕事はありますか?」と営業しやすくなります。
また、名刺から名前を検索してFacebookなどでつながるということもフリーランスではよくあります。
そしてそこから別のつながりができることもあり、その分仕事も受けやすくなっていきます。
コミュニケーションツールになる
次に、名刺はコミュニケーションツールにもなります。
例えば名刺に会社の住所を書いていると、
と話が広がることがあります。
このように仕事以外の話でもコミュニケーションをとることができれば営業先の方と距離がグッ、と近くなり、仕事ももらいやすくなります。
社会人としての安心感・信頼感が得られる
最後に、名刺があれば社会人として安心感・信頼感を得られます。
というよりも、名刺がないと信頼感が得られないこともあるといった方が正しいかもしれません。
ここで、東京フリーランスの初芝(@hatushiba_ken)が実際に経験した営業パートナーとのやりとりを見てみましょう。
これからお客さん訪問、よろしくお願いします!
出版社訪問、楽しみですね!
こちら、わたくしの名刺になります。
あっ…でもすみません、実はフリーランス用の名刺を持ってなくって…。
名刺がないと、それだけで「この人大丈夫かな?」と思われることがありますから。
そんなところで減点もらうのはもったいないですよ!
この業界(出版業界)で生きていくなら作っておきましょう!
急いで作ります!(そうか、名刺がないと仕事を受けにくくなってしまうこともあるんだな)
…と、このように名刺がないせいで出合い頭に減点をもらってしまうことがあるのです。
特に、フリーランスは会社に属しているわけではないので、名刺がないと何も情報がなくて相手は不安になります。
また、ときには名刺を渡さないことが失礼にあたることもあります。
名刺は「持っていたら即信用を得られる万能アイテム」ではありません。
けれど、持っていないと社会人としてのマイナス評価をされてしまう恐れがあるのです。
こういったことを防ぐためにも名刺を持っておくのがおすすめです。
3ステップでわかる名刺の作り方
さて、それではここからは名刺の作り方について見ていきたいと思います。
名刺作成の主なステップはこちらの3つになります。
- 名刺に必要な項目を洗い出す
- 名刺のデザインをする
- 名刺を印刷する
名刺に必要な項目を洗い出そう
名刺は自分を紹介する大切な顔となるので、その名刺という限られた範囲で自分をアピールすることが大切です。
具体的には、こちらの7項目で自分をアピールできると良いでしょう。
- 名前
- 職業
- 電話番号
- メールアドレス
- SNSアカウント
- 得意分野
- ポートフォリオのQRコード
名前・職業・電話番号・メールアドレス
まず、こちらの名前・職業・電話番号・メールアドレスの項目は必須になります。
これらの項目は、連絡手段であると同時に、自分が何者なのか・何ができるのかを相手にわかってもらうために大切です。
また、職業を書くときは、「フリーランスエンジニア」という肩書を「Webのことならお任せ!あなただけのサイト職人」といったようにキャッチフレーズをつけると印象に残りやすくなります。
より名刺にインパクトを持たせたい方はこのようにキャッチフレーズをつけるのもおすすめです。
SNSアカウント
もしあなたが仕事の内容に関係した発信をしているSNSアカウントを持っていれば、積極的に名刺に載せると良いでしょう。
SNSアカウントを載せることで、自分の活動を知ってもらえる良い機会になります。
また、相手はこちらの人柄もわかりますので、それを踏まえたうえで安心して依頼をくれることが多くなります。
得意分野
得意分野の項目では、次の「ポートフォリオ」よりは大まかに自分のアピールすると良いでしょう。
例えば、エンジニアなら得意な言語、デザイナーなら得意なデザイン案件(ロゴ作成・アイキャッチ作成など)を書いておくと、相手側が依頼する案件に対して具体的なイメージができます。
そして、得意分野を書いておくと「この人は〇〇もできるのか、じゃあついでにお願いしておこうかな」と、さらなるお仕事にもつながりやすくなりますので、できる限り記載するのがおすすめです。
ポートフォリオのQRコード
ポートフォリオでは、「今までにこんなものを作ってきました!」と具体的な制作物を見せられると良いでしょう。
ポートフォリオがあれば、相手の方がこちらが実際にどんなことができるのかを見ることができ、グッと仕事を頼んでくれやすくなりますので積極的に載せるようにしましょう。
名刺のデザインをしよう
ここまで、名刺に書くべき項目を解説しました。
では、次は名刺のデザインについて見ていきましょう。
名刺のデザインを自分で1から作るとなると、かなりの時間がかかってしまいます。
そのため、あらかじめ用意されているデザインを使うか、デザイナーさんにお願いして作ってもらうのがおすすめです。
今回はこちらの2つのサービスを紹介していきます。
・ラクスル(サイトURL:https://raksul.com/businesscard/standard/)
・ココナラ(サイトURL:https://coconala.com/categories/357)
ラクスル:手軽に名刺を作成したい方におすすめ
こちらの「ラクスル」さんでは、名刺の無料テンプレートが用意されており、なんと名刺作成の費用は100部500円~というお手頃価格になります。
サイトURL:https://raksul.com/businesscard/standard/
また、このように100部以上でもかなりリーズナブルに名刺の作成ができます。
(ラクスルの公式ページより引用)
「名刺は作りたいけど費用が心配…」と思っていた方も、このお値段なら気軽に作ってみようと思えるのではないでしょうか?
ココナラ:名刺のデザインにこだわりたい方におすすめ
名刺のデザインをプロにお願いしたい場合はこちらの「ココナラ」で500円~10,000円で制作してもらえます。
何か一工夫があると相手に自分の印象が残りやすくなり、他のフリーランスと比べたときに仕事を頼んでもらいやすくなりますので、名刺の色や形を変えてオリジナルのデザインを作ってもらうと良いでしょう。
サイトURL:https://coconala.com/categories/357
名刺の印刷をしよう
デザインが決まれば、次は印刷です。
先ほど紹介した「ラクスル」ですと、無料テンプレートも用意してくれて100部500円〜でした。
しかし、もし「デザインはデザイナーさんにお願いして印刷だけしたい!」という方にはこちらのサービスがおすすめです。
・名刺良品(サイトURL:https://www.meishiryohin.com/)
・smile名刺印刷(サイトURL:https://www.isshinsha.net/meishi/)
名刺良品:即日発送・カラー印刷が500円~!安く早く名刺を作りたい方におすすめ
では、まずは名刺良品の方から見ていきましょう。
サイトURL:https://www.meishiryohin.com/
名刺良品では100部500円~名刺を作ることができます。しかも、両面カラーや当日発送を含めてこのお値段なので嬉しいですね。
(名刺良品の公式ページより引用)
smile名刺印刷:高級感のある名刺を手に入れたい方におすすめ
もう一つ紹介するのが「smile名刺印刷」です。
サイトURL:https://www.isshinsha.net/meishi/
こちらのsmile名刺印刷では高級感のある上質な紙とインクにこだわっておられるので、名刺の質にこだわりたい方におすすめです。
smile名刺印刷での印刷料金は50枚1510円~となっております。
(smile名刺印刷の公式ページより引用)
まとめ
ということで、今回はフリーランスエンジニアの名刺事情についてお話しさせていただきました。
ざっくりまとめると、今回の記事のポイントはこのようになります。
【フリーランスが名刺を作る3つのメリット】
・名刺を交換することでつながりができる
・コミュニケーションツールになる
・社会人としての安心感・信頼感が得られる
【名刺の作り方3ステップ】
・名刺には自分のアピールポイントを記載するべし
・名刺のデザインをする
・名刺を印刷する
名刺作成は100部500円~とあまりコストもかからず、持っていて損はないものですので、この機会にぜひ作成を検討してみてくださいね!
おまけ:スキルをつけよう
また、今はまだ名刺に書けるようなスキルがなく、これからスキルを習得したい方には30DAYSトライアル(デイトラ)がおすすめです。
デイトラは東京フリーランスが無料で提供していて、『初心者からコーディングの副業で月5万円を稼ぐ』までを手助けしておりますので、興味のある方はぜひ見てみてくださいね!
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