
- Shopify
- 2025.02.16
Webデザインにおいて、バナーは視覚的なインパクトを与え、ユーザーの興味を引く重要な要素です。
しかし、ただ目を引くだけでなく、ターゲットに対して適切な情報を伝え、行動を促す役割も果たさなければなりません。
本記事では、プロのデザイン添削をもとに、具体的なブラッシュアップ事例を紹介しながら、クリックされる広告バナーを作るポイントを解説します。
はじめに、今回ご紹介するウィークリーデザインのお題や概要などを確認しましょう。
お題 | 人材派遣サイトのバナーデザイン |
概要 | 看護師向けの求人サイト「デイナース」のサービスサイト紹介バナー |
最低限載せたい内容 | ぴったりの職場が見つかる!看護師求人サイトならデイナース 特徴 ・国内最大級の求人数 ・高給与 ・日勤のみ残業なし |
ターゲット | 20〜50代女性 |
配信先・掲載先 | ディスプレイ広告 |
サイズ | 300×250 |
ウィークリーデザインとは?
毎週X上で出されるデザイン課題に沿ってバナーを作成し、Xで投稿するデイトラWebデザインコースの人気企画。デイトラを受講していなくても参加できる。
ここからは実際に投稿された広告バナーのうち、添削した4作品の改善ポイントを解説します。
ビフォーアフターの画像で比較しながら見ていきましょう。
こちらのバナーは、色の選択やあしらいによって明るく元気な印象を与えることに成功しています。
ただ、情報が上手にまとめられているがゆえに、広告バナーとして認識されず見てもらえない可能性がある点が課題でした。
こちらのバナーは、落ち着いた青系の配色で信頼感が伝わる点や、背景のあしらいで「希望」「未来」を連想させる点が素敵です。
ただ、区切りが多くて窮屈な印象になってしまっているところ、デイナースのロゴが大きすぎて肝心のメッセージが目立たないところが課題でした。
こちらのバナーは色や配置を工夫していて視認性が高いのが特徴で、「ぴ」の文字を大きく強調して目を引くデザインを意識していることが伝わります。
ただ、ロゴが上下に配置されていてスペースを取ってしまっている点、看護師の写真と背景が馴染んでおらずデザインが浮いて見える点が課題でした。
こちらのバナーはシンプルですが、レイアウトがきれいに組まれているので情報が伝わりやすいデザインになっています。
全体的なバランスは良いので、さらに視認性を上げる工夫をするとよりよいバナーデザインになるでしょう。
本記事では、4つの事例をもとに広告バナーの改善ポイントについてまとめました。
実際に添削が受けられなくても、他の人が受けている添削例を見て言語化することでもデザイン力は鍛えられます。
当メディアでは他にもバナー添削の事例を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
東京フリーランスは、Webデザインを仕事にする本格スキルを学べる”デイトラ”を運営しています。
デイトラWebデザインコースでは、「理論」「言語化」「実践」を積み重ねてデザインスキルを習得できるカリキュラムが揃っています!
デザインの学習で難しいのは、自分が作ったものが良い作品なのかが判断できないこと。その悩みを解決するために、デイトラWebデザインコースには現役デザイナーから直接指導が受けられる添削課題があります。
独学では得られないプロの着眼点を知れるので、デザインスキルをぐんぐんレベルアップできますよ。
また、デイトラWebデザインコースは、随時教材をアップデート!一度受講したら追加された講座も無料で閲覧できるので、デザインスキルもどんどんアップデートし続けられる最高の学習環境を提供しています。
未経験からWebデザイナーを目指す方は、ぜひデイトラWebデザインコースをチェックしてみてください!
ももさん(@momo_web24)
デザイン会社社長。WebアプリのUI/UX設計からHP、ロゴ作成まで幅広くWeb制作に携わっている。デイトラWebデザインコースのメンター。