- Webマーケティング
- 2021.07.25
「広告運用の案件を受注したいけど、実績がないから難しい…」と悩んではいませんか。
一般的に、広告運用の未経験者が広告運用案件を受注するのはかなり難しいと言われているため、受注のハードルが高いと感じますよね。
そんな方におすすめなのが、少額の予算を使って広告運用の実績を作ることです。
この記事では、デイトラWebマーケティング受講生であるYutarouさんの実体験をもとに、未経験から広告運用を受注するための実績作りを解説します。
これから広告運用の案件受注をしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
初芝賢(@hatushiba_ken)
当メディア「東京フリーランス」の編集長。それ以外にも、マーケティング戦略の立案から広告運用のディレクション、LPOなどマーケティング業務全般を行っている。
未経験から広告出稿の経験を積む方法
ここでは、Yutarouさんが未経験から広告出稿の経験を積むために行ったことと、できなかったけど紹介したい方法を合計3つご紹介します。
- 自分の商品の広告を出稿する
- アドアフィリエイトを行う
- ドロップシッピングを行う
1つずつ見ていきましょう。
自分の商品の広告を出稿する
1つ目は、自社事業の広告を出稿する方法です。Yutarouさんは当時Web制作フリーランスだったため、ホームページ制作を商品としたLPを作成して広告に出しました。
LPとは?
ランディングページの略称。検索結果や広告などからたどり着いた人が最初にアクセスするページのこと。
当時のYutarouさんはMeta広告(旧Facebook広告)を運用する経験を積みたいと考えていたため、媒体と商材との相性はあまり考えずに行ったそうです。
Meta広告を出稿する手順
Meta広告を出稿する手順は次のとおりです。
- Facebookの画面上に表示される画像を準備する
- 画像をクリックするとたどり着くLPを作る
(LPには問い合わせ先を記載し、連絡が取れるようにする) - 予算や掲載期間を設定してMeta広告を出稿する
Meta広告はクリックする画像や遷移先のHPがあれば出稿できるため、未経験者でも手軽に経験を積むことができます。
Yutarouさんが広告出稿した結果
Yutarouさんは広告を出稿する際、予算を1日1,000円、掲載期間を10日間に設定しました。すると1週間目で問い合わせが来たため、出稿を一時的にストップ。
その後、ZoomでミーティングをしてWeb制作の案件を受注できたため、広告出稿にかかった金額は合計で7,000円ほどでした。
広告運用未経験で自社商材を持っている方は、画像やLPを使って広告を回すことは1つの選択肢になりますね。
アドアフィリエイトを行う
2つ目は、アドアフィリエイトを行うことです。アドアフィリエイトとは、広告で商品を売り、紹介料としてアフィリエイト報酬をもらう方法を言います。
先ほどは自社商品を売るための広告だったのに対し、アドアフィリエイトは他の人の商品を売るための広告を回す手法です。
アドアフィリエイトの種類がいくつかある中で、YutarouさんはGoogleのリスティング広告を利用しました。
リスティング広告とは?
ユーザーが検索したキーワードに応じて、掲載されるテキストタイプの広告のこと。「検索連動型広告」とも呼ばれている。
Googleのリスティング広告を出稿する方法
Googleのリスティング広告を出稿する手順は次のとおりです。
- アフィリエイト商材を決める
- 売りたい商材の紹介やセールスをするLPを作成する
- LPをGoogleリスティング広告に出稿する
アフィリエイト商材を決めるときは、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)と呼ばれるアフィリエイト対象の商材が一覧として閲覧できるサイトから探します。
商材の中にはリスティング広告NGとなっているものもあるため、忘れずに確認しましょう。
Yutarouさんが広告出稿した結果
Yutarouさんは、1日あたりの予算を1,000円として設定しました。
リスティング広告は検索キーワードに対して出稿するため、どのような検索キーワードで出稿するかの改善を繰り返していくうちに3万円ほど投資。
いくつか成約して紹介料は得られたものの、トータルではマイナスという結果になりました。
アドアフィリエイトは、報酬単価と広告費の差額で利益が変わります。
そもそも報酬単価を上げるためには直接交渉する必要があったり、あえて攻めた広告を出稿して集客したりと、利益を上げるための難易度が非常に高いものということは押さえておきましょう。
行き過ぎた広告を出してアドアフィリエイトするのはもちろん良くないことです。
ただ、規約や法律を守って誰にも迷惑をかけない範囲で行うのは、経験を積むためにアドアフィリエイトをするのも1つの手段だと思います。
ドロップシッピングを行う
アドアフィリエイトと同じように他の人の商材を扱うという点では、ドロップシッピングもあります。
ドロップシッピングは、インターネット上のショップ形態の1つです。自分では商品の在庫を持たず、ユーザーから注文を受けた場合にメーカーや専門業者から直接商品を発送します。
ドロップシッピングのECを自分で作り、広告を回している人もいるので、1つの方法として覚えておくと良いでしょう。
デイトラWebマーケティングコースが役に立った部分
Yutarouさんは、デイトラWebマーケティングコースの教材を見ながら、実際に広告運用をして経験を積み、実績を作りました。
そんなYutarouさんがデイトラWebマーケティングコースの中で特に役に立ったと感じている部分をご紹介します。
- Meta広告の作り方や設定方法
- リスティング広告の細かな設定
Meta広告の作り方や設定方法
Yutarouさんは実際にMeta広告の管理画面に触れてみて、独学だけで広告運用を行うのが厳しいと感じたそうです。
特にピクセルの設定などはややこしくて、教材がないと理解できなかったと話しています。
デイトラWebマーケティングコースでは、Meta広告として出稿するクリエイティブの作り方や改善方法を詳しく解説しています。
丁寧に説明されているため、未経験者でも教材を参照しながら自分でMeta広告を出稿することが可能です。
リスティング広告の細かな設定
Yutarouさんは、Googleリスティング広告を出稿する際、簡単な設定はできるもののしっかり運用しようとするとつまづく部分があると感じたそうです。
キャンペーンの構造やキーワード選定の方法などを教材で学んだことで、実践しながら自分のスキルとして身につけられたと話しています。
GoogleやMetaは公式サイトで広告運用について説明していますが、「画像がない」「専門用語が使われている」など初心者が想定されていない書き方になっています。
デイトラWebマーケティングコースでは、公式サイトに書いてある内容を画像や文章でわかりやすく説明しているため、初心者でも理解しながら進めることが可能です。
デイトラWebマーケティングコースは、大幅なアップデートがあったときには順次対応しているので、いつでも最新の広告運用方法が学べます!
まとめ:広告運用の実績は自分で作れる!
一般的に、管理画面を触ったことがないような広告運用の未経験者が広告運用案件を受注するのはかなり難しいと言われています。
しかし、今回ご紹介したYutarouさんのように少し金銭的なリスクを負うことで、広告出稿にチャレンジして経験を積むことは未経験者でも可能です。
1つの選択肢として自分で広告を運用するというのも、検討してみてください!
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東京フリーランスは、1日1題のステップでWebスキルを身につけられる”デイトラ”を運営しています。
デイトラWebマーケティングコースは、クライアントから必要とされる成果を出せるWebマーケターを目指したい方におすすめのコースです。
デイトラWebマーケティングコースは、マーケティングの基礎理論から学べるため、初心者でも安心して学習を進められます。
また、広告の管理画面やツールの設定方法も実際の画像や動画を見ながら学習できるため、迷うことなく手を動かせるようになりますよ。
困ったときはいつでも相談できるサポート体制も完備!メンターは全員現役のWebマーケターです。
企画提案から実行〜改善までできるWebマーケティングスキルを身につけたい方は、ぜひデイトラWebマーケティングコースをチェックしてみてください!
Yutarouさん(@yutarou_sakai)
事業会社のマーケティング担当。デイトラWebマーケティングコース受講中に自ら広告を出稿して運用し、その経験を武器に未経験から広告運用案件を受注する。現在は事業会社に勤めながら別法人のCMOやLP制作もこなすなど、多岐に渡って活躍中。