完全未経験からWebマーケターとして仕事をするには?デイトラWebマーケティングコース卒業生2名にスキル習得や案件受注のポイントを聞いた!

未経験からWebマーケターは目指せるのかな?
Webマーケティングの学習方法を知りたい…。
どうやって仕事を受注していけばいいんだろう?

そんな方に向けて、デイトラWebマーケティングコースの卒業生2名をお呼びし未経験からWebマーケティングを学習する方法や仕事を受注する方法について聞く「座談会」を開催しました。

実務経験なしからWebマーケティングの仕事を受注し現在はマーケターとして幅広く活躍中のお二人に、マーケティングスキルを習得する際に意識したことや案件を受注するコツを実体験ベースで詳しくお話していただきました。今回はその様子をお届けします。

▶︎Webマーケティングコース座談会の様子はこちらからご覧いただけます。

本記事の内容
・デイトラWebマーケティングコースの活用方法
・実務経験なしからWebマーケティングの仕事を受注する方法
・Webマーケティングの仕事を受注する時のコツ
初芝
【司会進行役】
初芝賢(@hatushiba_ken
当メディア「東京フリーランス」の編集長。それ以外にも、マーケティング戦略の立案から広告運用のディレクション、LPOなどマーケティング業務全般を行っている。
いけゆさん
【オブザーバー】
いけゆさん(@ike_yu07
デイトラWebマーケティングコースのメンター。前職は企業で営業職を務めていたが、現在はフリーランスのWebマーケター兼ディレクターとして活動している。

なぜWebマーケティングの勉強を始めようと思ったのか?

初芝
本日はデイトラWebマーケティングコース卒業後Webマーケターとして活躍中のみなさんに、スキルを習得した方法や仕事を受注した経緯について詳しく伺いたいです。
まずWebマーケティングに興味を持ったきっかけを聞かせてください!
まあやさん
私は以前勤めていた会社で広報を担当することになったのがきっかけです。
広報の仕事をする中でWeb集客をしていかなければならず、そこで初めてWebマーケティングに出会いました。

まあやさん(@maayaconcierge)
大手企業にWebマーケターとして勤めており、主にWebページの制作からプロモーションまでを担当。また、本業の傍ら副業でも中小企業に向けてWebマーケティングのサポートを行なっている。

まあやさん
それまでWebとは全く無縁の世界で生きてきたのでまずは手探りでマーケティングの勉強を始めてみたんですが、それが結構面白くて…!
しかもその時はちょうど「これからWebが盛り上がるぞ」と活気づいているタイミングだったこともあり余計に魅力を感じて、本格的にWebマーケティングを仕事にしていきたいと思うようになったんです。
初芝
勤務先の業務がキッカケだったんですか!
最初は知識がなくても必死に勉強しようとするまあやさんの姿勢があったからこそ、Webマーケティングの面白さに気づけたんですね。
IOさん
僕はもともとWeb制作者として働いていたんですが、 クライアントさんからお店の売上などのご相談をいただいたことがWebマーケティングに興味を持ったきっかけです。

IOさん(@io_suisei)
製造メーカーの中小企業に勤務しながら副業でマーケターとして活動中。 デイトラでマーケティングスキルを学んだあと、Web制作から広告運用などのマーケティング業務までをトータルサポートしている。

IOさん
僕は実店舗を構えている方からお仕事を受注することが多く、その中には集客や広告運用で悩みを抱える人が多くいらっしゃって…。
そこで、もっとこの人たちの力になるためにはWebマーケティングを学ぶ必要があるなと思ったんです!
初芝
そうですね!
Webサイトの制作を依頼する人が持つ本来のニーズは「サイトから集客を伸ばすこと」なはずなので、 イオさんのようにそこまでサポートしてくれる人材は嬉しいですよね。

デイトラWebマーケティングコースは『教科書代わり』に使うのが鍵!

初芝
続いて、デイトラWebマーケティングコースでどのように勉強を進めていったか教えていただけますか?
まあやさん
私は一通り講義に目を通した後、内容をつまんで勉強するスタイルでした。
学習中も目の前にWebマーケティングの案件がある状態だったんですが、現場で仕事をしていると「この内容をもっと知りたいな」みたいな瞬間が結構出てくるんですよね。
まあやさん
デイトラは自分が視聴したい講義をいつでも繰り返し見れるようになっているので、その都度詳しく知りたい内容をチェックするようにしていました。
いわば、実務をする上での教科書のように活用するイメージです!
初芝
なるほど!
Webマーケティングコースはデイトラの中でも特に「実務で使う内容」を意識して作っているので、 まあやさんのように案件をこなしながら活用していくのが良さそうですね。
まあやさん
そうですね!
私の場合は実務でも担当することが多かったLPOをテーマにした講義を繰り返し見ていましたが、人によって担当する業務は違うと思うので実案件と照らし合わせながら使っていけたら理想だと思います。

LPO(ランディングページ最適化)とは?
LPをユーザーのニーズに合わせて最適化し、ページの成約率を上げるマーケティング手法。サイトを訪問するユーザーが途中で離脱や直帰をしないように改善へと導く。

IOさん
僕もまあやさんと同じように、一通り目を通してからは案件と同時並行しながら受講していました。
仕事に役立てられるという面はもちろんのこと、この方法こそが僕は“学習を継続する一番のコツ”だと思っています。
IOさん
というのも、先に案件を取ってしまえば知識を蓄えざるを得なくなるので自分をそういった状況に追い込むのは一つの手です。
これからWebマーケティングを勉強される方には、早めに案件を受注できるよう行動しつつ学習に励んでほしいと思います
初芝
本当にイオさんの言う通りですね。
やはりマーケティングは実務をこなすことでしか学びが深まらないスキルなので、お二人のように実務をこなしながら講座を受けていくのが正解だと思います!

実務経験なしからどのように案件を受注すれば良いのか?

初芝
数あるスキルの中でもWebマーケティングは特に未経験から仕事を受注するのが難しい職種だと思いますが、お二人はどのように初案件を受注していったんでしょう?

Webマーケティングの初案件を受注したきっかけは?

まあやさん
私は最初からマーケティングの仕事を受注できたわけではなく、他の業務から仕事を広げていきました
元々はオンライン秘書として中小企業のサポートを始め、そこで信頼を積み上げることでSNS運用などを担当させてもらえるようになったんです。
まあやさん
その後はWebにまつわる業務を多く任せていただけるようになり、逆に私から「こんなものをやってみませんか?」と提案すると承諾してくださることも増えていったという感じで…。
そうやって徐々に仕事を広げていった結果、LPOなども担当させていただけるようになったんですよね。
初芝
なるほど。
最初はマーケティングとは違う業務をこなしていたものの、その時にまあやさんはWebに詳しいことを少しずつアピールしていたからこそ仕事の幅を広げていけたんですね。
IOさん
僕はWeb制作でお付き合いのあったクライアントさんに「費用を半分自分の方で出すから、広告担当をやらせてほしい」と直談判しました
「そこまでしてくれるなら…」と承諾いただけたのが、最初に広告運用の仕事を受注したきっかけです。
初芝
おぉ、そういう経緯だったんですね!
最初に「実績をつくる」という意味では、イオさんのような提案の仕方もありかもしれませんね。

得意な領域から“徐々に仕事を巻き取ること”が大切!

初芝
お二人とも案件を受注するために色々と工夫されたようですが、それも踏まえてWebマーケティングの仕事を受注していくにはどのような点を意識すれば良いと思いますか?
まあやさん
まず自分の得意な領域・できることから徐々に仕事の幅を広げることがポイントだと思います。
やはりお客さんも売上に直結するような「広告運用」を任せるとなると不安でしょうし、その面では事前に他の業務である程度の信頼関係が積めていると有利に働くはずです。
まあやさん
私はSNS運用から入りましたが、きっかけはなんでもいいと思います。
例えば、WebデザインやWeb制作のスキルがあるならクリエイティブの仕事から入ってもいいと思いますし、他にも今だとLINE公式アカウントの知識などがあれば運用のお手伝いをすることもできるはずです。
特に大きな実績がないうちはマーケティング以外から業務を広げていくことをおすすめします。
初芝
そうですね!
まあやさんの言う通り「マーケティングは他の業務から派生させやすい」という点で、何か他のスキルを持っていると仕事に繋がりやすいですよね。

事前に信頼関係を構築しておくことも案件受注の鍵

IOさん
僕の場合はお仕事を頂いた方と「事前に良い関係性を作れていたこと」が案件受注のポイントでした。
本業が営業職で普段から経営者の方と接する機会が多いんですが、 たまにプライベートでもゴルフにご一緒させていただくことがあって。
IOさん
そういう時に「僕サイト制作ができるんです!」「広告の知識もあります!」といった感じで、アピールするようにしていたんですよね。
結果的にそこで関係を構築できていた方から、広告運用のご相談を受けました。
初芝
なるほど。
そういった環境に飛び込むだけでなく、自分のできることをアピールされていたんですね!
さすがの営業力です!笑
IOさん
ありがとうございます笑
僕のように発注者になり得る人と出会う機会がある方なら「自分のできること」はどんどんアピールしておくことをおすすめしたいですね!

クリエイティブのスキルがあると案件を受注しやすい!?

IOさん
あと、僕はもともとWeb制作者ですが、やはり何かしらクリエイティブのスキルを持っている人はマーケティングの案件を受注しやすいなと思います。
結局のところ、クリエイティブと広告運用って絶対セットになるものなんですよね。
IOさん
例えば制作したサイトの成果が出ているか見るにはマーケティングスキルが必要ですし、分析結果を踏まえて改善をするならクリエイティブのスキルが必要です。
実際に僕は分析結果を示して「このページ、このように作り直しませんか?」と提案し、広告担当をしながらLP制作の仕事を受注できた経験があります
初芝
間違いないですね!
マーケティングをやっていればクリエイティブの作業は必ず生じますし、そこはセットで巻き取っていかないともったいないですよね。
ちなみに、いけゆさんはこの点どう思われますか?
いけゆさん
お二人の言う通り、僕もクリエイティブの部分から巻き取っていくのは王道だと思います。
デザインやWeb制作といったスキルから入るのはもちろん、ライティングから入ってSEO関連のマーケティング業務を提案していくのもありですね。

SEO(検索エンジン最適化)とは?
GoogleやYahooなどの検索エンジンの上位へコンテンツを表示させるように、サイトに様々な設定をするマーケティング手法。

いけゆさん
未経験からいきなりマーケティング業務を請け負うというのは受注者にとっても発注者にとってもハードルが高いですが、クリエイティブ系の業務で事前に信頼関係が構築されていれば広告運用などを引き受けた後も円滑に仕事を進めやすいと思います。

『Webマーケティング』を仕事にしたいなら必ずおさえるべきポイント

初芝
続いて、これからWebマーケティングを学ぼうと考えている人にアドバイスがあればぜひお願いします!

意外と身近に学習のヒントと案件受注のチャンスが隠れている

まあやさん
私はまず身の回りの人に目を向けてみることが大切だと思います。
意外と友人や知人がWeb集客に悩んでいるような場合もあると思うので、そういった方をサポートできるチャンスがないか、アンテナを張っておくことは大切ですね。
まあやさん
もしSNS運用などの比較的任せてもらいやすい仕事から担当できれば、そこから徐々に本格的なマーケティング業務へと繋げられる可能性もあるはずです!
いけゆさん
まあやさんと少し似ていますが、僕からは「身近なものからWebマーケティングについて考える習慣をつけてほしい」とアドバイスしたいです!
例えば、ついタップしたSNS広告やLPを見た時に「なぜ自分は興味を持ったんだろう?」とか「どこにタップしてしまう要素があったんだろう?」と考える癖をつけることですね。
いけゆさん
そういった情報を頭の中にストックするだけでも、実務でマーケティングをこなしていく上でのヒントになると思います。
初芝
そうですね。
マーケティングは結構身近にも学習のヒントや仕事を受注するチャンスが転がっているので、その辺りにもしっかり注目してほしいですよね。

愚直に数字と向き合い続けることがWebマーケティングの本質

IOさん
僕はマーケティングへの正しい理解をしておくことが大切だと思います。
Webマーケティングというと「商品の売上を伸ばすことができる魔法」のように捉えている方が結構いるんですが、現実はまったく異なります
IOさん
数字と愚直に向き合い、分析と改善を繰り返していくのが本来のWebマーケティングです。
そこで認識のズレがあると後々ミスマッチが生じかねないので、マーケティングの本質を理解してから学習を始めることは意外に大切だと思います!
初芝
たしかにイオさんの言う通りですね。
マーケティングってどこかキラキラしたイメージがありますが、クライアントワークで求められるマーケティングは少なくとも泥臭く数字と向き合うことですもんね。

さいごに:クライアントに寄り添って仕事できることがWebマーケターの魅力!

初芝
では最後になりますが、Webマーケティングを仕事にできて良かったなと思うところを順番に聞かせてください!
まあやさん
Webマーケティングの良さは、継続的にお客様とお付き合いしやすいことだと思います。
例えば私はWebサイトの運用で継続的にお仕事させていただいている方もいれば、以前サイト制作でお手伝いさせていただいた方にスポットで仕事の依頼をされたりすることがあります。
まあやさん
このように単発で成果物を納品したらそれで関係性が終わりではなく、お客さんの課題を解決するために事業に寄り添っていけるところはWebマーケターならではの魅力だと思います!
IOさん
僕もまあやさんと同じように「お客さんに寄り添って仕事ができること」に魅力を感じています。
事業の売上を伸ばそうとお互い真剣に向き合い、成果が出るとクライアントさんから「あなたのおかげだよ!」と言ってくださることもあるんです
IOさん
そんな時は本当にWebマーケティングをやっていて良かったなと感じます。
クライアントのパートナーのような存在として仕事ができることは、何よりもWebマーケティングのやりがいです!
初芝
お二人とも本日はありがとうございました!
今後のご活躍をこれからも楽しみにしています。

【PR】未経験からWebマーケティングを学習するなら「デイトラ」がおすすめ!

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デイトラの「Webマーケティングコース」は本記事で登場していたまあやさん、イオさんも受講しており、マーケティングに関する基本や応用はもちろん、実際に案件を受注する方法から稼いでいくノウハウまでの全てを網羅しています。

デイトラWebマーケティングコースで教えるのは「マーケティングの概要」や「ツールの使い方」だけではありません。「ビジネスの場」で使えるような実践的なスキルや提案方法も学べます。

これからマーケターとしてスキルを磨きたい方は、ぜひデイトラのマーケティングコースを受講してみてください!

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