未経験からWebデザイナーに転職したいけど現実的？
どのような人がWebデザイナーとして採用されるの？
面接が苦手だから転職がうまくいくか心配…
Webデザイナーへの転職を考えている方の中には、このように考えている方も多いのではないでしょうか。
結論、未経験からWebデザイナーになることは可能ですが、簡単ではありません。50〜60社に応募して、1〜2社から内定をもらえれば良い方だと考えておくべきでしょう。
なかなか厳しい現実ではありますが、適切な準備と努力を重ねれば、未経験でもWebデザイナーへの道を切り開くことが可能です。
この記事では、未経験からWebデザイナー転職する際の流れやポイントについて解説します。
後半ではおすすめの転職サイトをご紹介していますので、未経験からWebデザイナーへの転職を成功させたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください！
未経験からWebデザイナーに転職するための流れ
ここでは、未経験からWebデザイナーに転職するための流れについて解説します。
- デザインを学ぶ
- ポートフォリオを作る
- 転職サイトで案件や求人に応募する
- 面接に臨む
1：デザインを学ぶ
まずは、デザインについて学びましょう。
デザインの基礎4原則やルールを知ったうえで、FigmaやAdobe Photoshopなどのツールに慣れることが必要です。
また、LPやホームページ、UXデザインに関する知識を身につけ、実際にデザインできるようスキルを高めましょう。
2：ポートフォリオを作る
次に、ポートフォリオを作成します。
ポートフォリオは転職活動をするうえで、自分のスキルを証明する武器になります。
自主制作や実案件の作品をできるだけ集めておきましょう。
こちらの記事ではポートフォリオの作り方を解説していますので、ポートフォリオのイメージがわかない方はぜひあわせてご覧ください。
3：転職サイトで案件や求人に応募する
ポートフォリオを作成したら、転職サイトに登録して積極的に求人に応募しましょう。
ここでは、1つのサイトにこだわる必要はありません。
複数の転職サイトに登録して、気になる求人があればどんどん応募していってください。
4：面接に臨む
書類審査が通ったら、企業との面接に移ります。
30〜40社に応募して、10社と面接ができれば上出来です。
面接までなかなかたどり着けないことのほうが多いので、根気強く応募し続けることが大切です。
面接で押さえておきたい3つのポイント
せっかく面接までたどり着いても、内容が不十分な場合は転職が遠のいてしまいます。
転職成功につながるよう、以下3つのポイントを押さえましょう。
- 第一印象を意識する
- ポートフォリオを作り込む
- 入社後の展望を伝える
第一印象を意識する
面接では、第一印象が重要です。
採用担当者も人間なので、清潔感が感じられないとどうしても印象が悪くなってしまいます。そのため、身だしなみには特に気を配りましょう。
「髪型を整える」「爪を切る」「靴を磨く」など、基本的なことを疎かにしないようにしてください。
オンライン面接の場合は、背景にも注意が必要です。また、カメラの映り具合やマイクの音質なども事前にチェックしておきましょう。
メールや自己紹介文では丁寧さと熱意が伝わるような文章を心がけると、好印象につながるでしょう。
ポートフォリオを作り込む
ポートフォリオは、Webデザイナーにとって大きな武器になります。単にデザイン作品を並べるだけでなく、各作品について詳しく説明しましょう。
たとえば、次のような項目を書くと、単に言われたことをこなすだけでなく、自ら考えて行動できる人材だということをアピールできます。
- 制作過程
- 担当した部分
- 提案内容
- 問題解決のアプローチ
ポートフォリオは視覚的に分かりやすく、自分のスキルと思考プロセスを効果的に伝えるものにしましょう。
時間をかけて作り込むことで、面接での印象も大きく変わってきます。
入社後の展望を伝える
面接では、入社後にどのようなデザイナーになりたいか、具体的なビジョンを持っていることをアピールしましょう。
成長意欲の高い人材は周囲にも良い影響を与えます。つまり、企業にとって大きな財産となると判断してもらいやすいのです。
将来の展望をしっかり持ち、分かりやすく伝えることで、採用担当者にあなたの価値を印象づけることができるでしょう。
未経験者OK！Webデザイナー向けのおすすめ転職サイト5選
未経験からWebデザイナーになりたい方向けに、おすすめの転職サイトを5つご紹介します。
どれも無料で利用できるので、ぜひ気になったサイトからチェックしてみてください！
Green
Greenは、CMでもよく見かける有名な転職サイトです。広告代理店の子会社が運営しているため、クリエイティブ職の求人が豊富に揃っています。
GreenはHPやLP制作だけでなく、UI/UXデザインなど、高度なスキルを求める求人も多く掲載されています。キャリアアップを目指す方や、より挑戦的な仕事を探している方におすすめです。
また、フルリモート特集なども組まれているので、働き方の自由度を重視する方にも適しています。未経験歓迎の求人もあるので、幅広い選択肢の中から自分に合った仕事を見つけられるでしょう。
ユウクリ
ユウクリは、柔軟な働き方を提供する求人が多い転職サイトです。週3日勤務や時短勤務など、スキマ時間を活用した働き方ができる求人が充実しています。
ユウクリはグラフィック系やWebデザイナーの求人が半々くらいの割合で掲載されており、選択肢が豊富です。副業から始めたい方や、子育て中で仕事と家庭の両立を目指す方に特におすすめです。
まずは派遣や週3日勤務からスタートし、スキルを磨いてから正社員を目指すなど、段階的なキャリアアップも可能です。未経験者にとってもハードルが低く、挑戦しやすい環境が整っています。
WEB STAFF
WEB STAFFは、IT業界に特化したエージェンシーが運営する転職サイトです。同社ではスクールも運営しているため、未経験OKの求人が比較的見つけやすいのが特徴です。
WEB STAFFはサポート体制が充実しており、研修制度も整っています。未経験者でも安心してWebデザインにチャレンジできる環境が整っているほか、リモートワークにも対応した求人も多く掲載されています。
リクルート運営の求人もあり、大手企業での就業機会も豊富です。未経験からWebデザイナーを目指す方には、特におすすめのサイトと言えるでしょう。
しゅふJOB
しゅふJOBは、おもに女性向けに特化した求人サイトです。主婦の方が働きやすい環境の求人が豊富に掲載されています。
しゅふJOBは時短勤務やテレワーク対応の求人が多く、ブランクのある方でも安心して応募できます。育休復帰後の仕事探しにも適しており、完全リモートで働ける「ママ応援」求人なども充実しています。
同じような立場の方々と一緒に働ける環境が多いので、悩みを共有しながら安心して働けるのが大きな魅力です。家庭と仕事の両立を目指す方に特におすすめです。
女の転職type
女の転職typeは、正社員として長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験歓迎の求人も多く掲載されており、正社員を目指す方に適しています。
女の転職typeは連休が充実していたり、育児と両立できる求人が多かったりするのが特徴です。総合職でデザイナーを募集している企業や、クリエイティブ関連の事務職など、さまざまな職種の求人が掲載されています。
正社員としてしっかりとキャリアを積みたい方や、未経験からでもチャレンジしたい方にとって、チェックする価値のあるサイトです。条件の良い求人も多いので、じっくりと探してみるとよいでしょう。
まとめ：未経験からWebデザイナーに転職するためには準備が大事！
未経験からWebデザイナーへ転職するのは厳しいですが、不可能なことではありません。
諦めずに努力を続け、しっかり準備することで道は切り開けます。
本記事で紹介したポイントを意識しながら、積極的に行動をしていきましょう。
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ももさん（@momo_web24）
デザイン会社社長。WebアプリのUI/UX設計からHP、ロゴ作成まで幅広くWeb制作に携わっている。デイトラWebデザインコースのメンター。