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- 2025.02.16
どうして動画編集者にポートフォリオが必要なの?
動画編集のポートフォリオをどうやって作れば良いのか分からない…。
ポートフォリオの動画はどんなものが適切なんだろう…。
動画編集者として案件を獲得していくためには、まず第一にポートフォリオの用意が必須です。
ポートフォリオとは?
自分のスキルや経歴、能力などを相手に伝えるための作品集のこと。動画編集の世界では「動画の編集事例」が該当する。
ポートフォリオは営業の際に「自分のできること」をアピールするためのツールとなりますが、そもそも動画編集の案件はポートフォリオの提出を必須とする案件がほとんどです。ポートフォリオがないと動画編集の仕事を始められないと言っても過言ではありません。
営業のためだけに動画を編集するのは面倒に感じるかもしれませんが、その手間こそが周りと差をつける第一歩です。あなたの実力や熱意を十分にアピールできるポートフォリオさえ用意しておけば、案件獲得のハードルはグッと下げられるでしょう。
そこで本記事では、動画編集者に向けたポートフォリオの作り方を網羅的にご紹介。東京フリーランスが運営するWebスキルを身に付けるためのオンラインスクール「デイトラ動画編集コース」の講師を務めるKomatsuさんに徹底解説していただきます。
そもそもなぜ動画編集者にポートフォリオが必要なのでしょうか?その大きな理由は「クライアント(依頼主)が安心してあなたに仕事を依頼できるようにするため」です。
案件応募するにあたり、自分のできることや案件への想い、人柄をメッセージでアピールするのはもちろん大切です。しかし依頼主からすると、実際の「成果物」がない限りあなたの実力を判断できません。
いくら営業メッセージに魅力を感じても、これまでどんな動画編集をしてきたのかが分からない人への仕事の依頼は躊躇して当然でしょう。動画編集の仕事を発注する人が最も知りたいのは、あなたが実際にどんなものを作れるかなのです。
そして、案件応募時に忘れてはいけないのがライバルの存在。案件に応募するのはあなただけではありません。
他の応募者が実績や過去の制作物を持って営業をかけている中、こしばだけがポートフォリオなしで応募するとどうなるでしょうか?
このように、ポートフォリオを提出しない時点で候補者から外されてしまうでしょう。他の応募者と比較してもらうためには、大前提としてポートフォリオが必要不可欠なのです。
もちろん、ポートフォリオを提出したからといって必ず採用してもらえるわけではありません。
しかしポートフォリオを提出してやっと他の応募者と同じ土俵に立てますし、依頼主の希望とする制作物を作れるかを事前に確認してもらっているため、動画編集者側も安心して案件を受注できるでしょう。
なお、ポートフォリオが役立つのは案件の提案時だけではありません。素敵なポートフォリオは、営業の自動化にもつながります。
現在、動画コンテンツの急速な発展に伴い「デキる動画編集者」が多く求められています。そういった背景もあって、動画編集のディレクターやYouTuberは常にSNSやWebで安心できる動画編集の依頼先を探しているのです。つまり良いポートフォリオさえあれば、放っておいても仕事がくるようになるということ。
そう考えると、作成する労力と比較しても非常にコスパの良いツールではないでしょうか。
動画編集のポートフォリオは、極論「あなたの編集技術が伝わればOK」です。
ここでは、ポートフォリオとしてどんな動画を用意すべきなのかについてチェックしていきましょう!
まず、ポートフォリオは応募する案件に近いジャンルの動画を提出するのが理想です。
どんな動画でも編集技術自体は伝わりますが、ジャンルがかけ離れていると、発注者はあなたに依頼してあがってくる成果物を具体的にイメージできません。
ここで、こしばがビジネス系の動画編集案件に応募した例を見てみましょう。
特にNGなのは、「結婚式ムービーの制作案件」に「YouTube動画のポートフォリオ」など全く使い方が異なる動画を提出してしまうパターンです。これでは発注者にイメージしてもらえないだけでなく、依頼の目的を理解していない動画編集者だと判断されるかもしれません。
ポートフォリオとして「自己紹介動画」を制作するのは、NGではないもののあまりおすすめできません。
例えば、こしばが自己紹介動画をポートフォリオとしてお客さんに見せたとしたら…
発注者が最も知りたいのは、あなたの編集技術です。あなたの人生には興味がありません…。
どうしても素材がない場合は自作の動画でもかまいませんが、自己紹介や技術を語り過ぎず、あなたの実力は“見れば分かる”ような動画を制作しましょう!
過去に着手した案件があるなら、その制作物をポートフォリオにしてもOKです。むしろ、実際に納品した動画は信頼性が高く「ベストなポートフォリオ」だと言えるでしょう。
ただし、実案件の納品物をポートフォリオに掲載する場合、必ず依頼主に許可を取ってください。
納品した動画の著作権は、基本的に「依頼主」へ帰属します。作品の著作権は、納品先のクライアントにあることを忘れてはいけません。
勝手にポートフォリオとして提出すると、トラブルに発展する場合があるので注意しておきましょう!
ポートフォリオは、尺の長い動画を作る必要はありません。
発注者の視点に立ってみてください。動画編集を外部へ依頼したいほど忙しく、大量の応募が届いている中、全員が全員5分間みなさんの作った動画を視聴する時間があ十分にあるでしょうか?
それでは、選考にかなり時間がかかってしまいますよね…。なので長時間の動画を作ったところで、実際相手に見てもらえるのは冒頭の30秒程度だと思っておくべきです。
さらに、あらゆる案件に対応するためには、1分程度の短い動画をジャンル別に数本用意しておきましょう。
ポートフォリオ制作で重要なのは、まず1本良質なものを用意してさっと営業をかけて案件を獲得していくことですが、複数ジャンルのポートフォリオがあれば案件に応じて適切な動画を提出できます。
代表的なジャンル例としては、以下のようなものがあります。
また、同じようなジャンルでも希望する雰囲気は発注者により様々でしょう。ジャンルの他にテイストにもバリエーションがあると、より幅広い案件に対応できます!
なお、仕上がった動画編集のポートフォリオの活用シーンは、主に以下の通りです。
また、普段の生活でも、いつでもどこでも仕事につながる出会いは溢れています。急な営業チャンスにも対応できるよう、ポートフォリオはすぐに出せるような状態にしておきましょう。
当メディアを運営するデイトラでは、動画編集者として未経験から仕事を取るために必要なスキルやノウハウが学べるオンラインスクールの「デイトラ動画編集コース」を運営しています。
デイトラの動画編集コースではただ編集の技術を学ぶだけではありません。案件を獲得するための肝となるポートフォリオ制作も徹底的にサポートしてもらえます!
デイトラ「動画編集コース」なら”仕事が取れる”質の高いポートフォリオも作れます!
・素材が用意されている
・制作後はプロに添削してもらえる
いざポートフォリオを作ろうと思ったときに、まず困るのが「元となる素材動画をどうするか?」ではないでしょうか。
用意されている動画素材のジャンルとしては4種類。※2021年9月時点
自分で用意するのは難しい「現役YouTuberの動画素材」を用意しました。もちろん、これらの素材を使った制作物はそのままあなたのポートフォリオとして活用できます!
添削といっても、簡単なアドバイスをもらえるだけではありません。悪かった点だけでなく良かった点も具体的にコメントしてもらえるので、自分の強み・弱みや今後の課題を把握できるでしょう。
また、必要に応じて参考例なども共有してもらえるので、細かい改善点も分かります!
なお、デイトラ動画編集コースの添削回数は全部で3回。つまり完走すれば、実質3本のポートフォリオが出来上がっていることになるんです。もちろんデイトラで作ったポートフォリオは実際クライアントへ提出したり、公の場に掲載したりしてかまいません。
「デイトラ動画編集コース」の魅力は、質の高いポートフォリオが制作できるだけではありません。未経験でも完走すれば、動画編集の仕事ができるだけの技術から案件獲得するためのノウハウまでを詰め込みました。
動画編集者のゴールは「動画を編集できるようになること」ではなく「動画編集者として仕事が取れるようになること」です。デイトラ動画編集コースは実案件で通用する動画編集者に必要なノウハウを詰め込んでいるので、その場しのぎではない本物の知識やスキル、営業力の習得を目指します。
具体的なカリキュラムは、以下の4段階。
基礎編では、基本的なソフトの操作方法を学びながら1本動画を制作。応用編では、フォントや色の選び方から細かいデザインや国語的な内容まで、動画編集で仕事を取るためにとても重要な「編集技術プラスアルファの部分」を学習します。
サムネイル編では、動画編集と一緒に頼まれることの多い「サムネイル」の制作のコツやポイントも詰め込みました。
そして実務編で受講後すぐに仕事を取るための営業方法から、案件獲得後の注意点や業務の流れなどをご紹介。実案件にありがちな失敗を防ぐために契約関連のお話もしていきます。
さらにデイトラ動画編集コースでは、実案件で役立つ資料も特典としてプレゼントしています!
実案件をこなすにあたり必要なのは、編集技術だけではありません。
実際仕事を取るためにはまず「営業文」を送らないといけませんし、契約時には「契約書」が必要です。編集に着手する前には、お客様へ要望を「ヒアリング」しなければなりません。動画編集をサクサク進めるなら、ショートカットも覚えておくべきでしょう。
デイトラ動画編集コースなら、実案件に挑戦する際に必要な営業文のテンプレから契約資料、便利ツール一覧まで全て揃うのです!
先ほども触れましたが、添削サポートが充実しているのはデイトラ動画編集コースの強みの一つです。
ただ、デイトラの添削は「自分が受ける」だけではありません。ダメな動画をお題に出し、それを受講者さんにも添削してもらいます!
講師の添削を受けつつ、自分も他者の動画を添削して違った角度で動画を見れるようになったら、あなたの動画編集スキルは間違いなくアップするでしょう。
このように、デイトラ動画編集コースには基礎から始まり応用、動画編集で仕事を獲得するためのノウハウも全て詰め込まれています。「これから動画編集を仕事にして稼ぎたい」「ベストなポートフォリオで営業に挑みたい」という方は、ぜひチェックしてみてください↓
以上、動画編集者向けのポートフォリオ制作についてお伝えしました。
動画編集者として活躍していくなら、実力を上手にアピールできるポートフォリオが欠かせません。依頼主の視点に立ち、あなたの編集技術を簡潔に伝えられるようなポートフォリオを制作しましょう。
中でも「短い動画でいかにあなたの編集技術をアピールできるか」は特に重要です。依頼主の時間を奪うことなく、実力をコンパクトに伝えられる工夫を施してみてください。
なお、東京フリーランスが運営するデイトラ動画編集コースなら、完走するだけでハイクオリティなポートフォリオを作れまるようになるはずです!
もちろん、デイトラ動画編集コースで提供しているのはポートフォリオの制作サポートだけではありません。受講後すぐに案件が取れるレベルになるために、実案件で通用する動画編集者に必要なノウハウを全てカリキュラムに詰め込みました。
これから動画編集者として活躍していきたいとお考え方は、ぜひ一度デイトラを覗いてみてください。独学では解決できなかった悩みも、今以上にパフォーマンスを上げる施策も全て落とし込んでいきましょう。