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定期移住、決めました。バンコクに匹敵するフリーランスの楽園、「北海道下川町」の最高っぷりをみんなに伝えたい!

定期移住、決めました。バンコクに匹敵するフリーランスの楽園、「北海道下川町」の最高っぷりをみんなに伝えたい!

こんにちは!Webエンジニアのショーヘーです。

いきなりですが、僕は最近北海道の下川町という人口3000人の田舎町への定期移住を決めました!

きっかけは「田舎に第二の拠点を作りたい」と思ったことです。

それで以前滞在したことがあった下川町に拠点探しに行ったんですが、そこであることに気づいてしまいました。

ショーヘー
え…?なんか下川町めちゃくちゃすごくない…?

フリーランスや起業家にとって最高の環境じゃん( ゚д゚)

あまりにも気に入ったので、
「もっと多くの人に下川の魅力を知って欲しい!国内にもこんなにいいところあるんだよ!」
というのを伝えたいと思い、急遽下川町タウンプロモーション推進部の方々にインタビューさせてもらいました!

高原さん
【インタビュイー】高原さん
下川町役場 森林商工振興課主幹、下川町産業活性化支援機構タウンプロモーション推進部統括。
下川町の地域振興や産業振興、また移住された方の仕事や暮らしのサポートをされています!
実咲さん
【インタビュイー】実咲さん
北海道すらいったことがない中、下川町の地域おこし協力隊に着任。
タウンプロモーション推進部の一員として下川町の広報などを行うかたわら、「灯台もと暮らし」というWebメディアの編集や、ゲストハウス「andgram(アナグラム)」の運営もされている半フリーランスです!

結論から言うと、下川町は自然豊かなただの田舎町なんかではありません。
経済合理性もめちゃくちゃ高い移住先進地域です!

地方暮らしに興味があるという方はもちろん、
「仕事が多いのはやっぱり都会でしょ」
「地方より都会の方が住みやすいに決まってる」
「移住するなら日本より海外じゃないの?」
と思っている方、この記事を読む3分間だけ時間をください!

今日から地方を見る目がガラッと変わりますよ!

目次

下川はフリーランスや起業家の楽園!?暮らしやすい環境と区切られた商圏

ショーヘー
高原さん実咲さん、急にインタビューお願いしたのにありがとうございます。本日はよろしくお願いします!
ショーヘー
いきなりですが、下川町ってめちゃくちゃすごい町だったんですね!
僕はこれが2度目の滞在ですが、1度目は下川町のすごさを全然わかってませんでした。今回も「下川なら涼しそうだし、夏場に涼みに来るにはいいかな」くらいの気持ちで来たってのが正直なところで^^;
でも、住環境を調べていくうちに「これはフリーランスが住むにはピッタリな町だ」とビックリしました。
高原さん
そう言ってもらえて嬉しいです!
ショーヘー
下川町はこれからフリーランスやクリエイター界隈で有名になる可能性を秘めた町だと思います。
僕はつい最近までタイのバンコクを第二の拠点にしてたんです。バンコクは家賃も物価も安いしご飯もおいしいので、世界中のフリーランスから人気のスポットなんですよ。実際に僕も住んでいましたが、とても快適な町でした。
でも、下川に来てみて「バンコク並みに暮らしやすい場所を国内に見つけた!」と思いました。灯台下暗しですね(笑)
実咲さん
おおーそんなに!ショーへーさんから見て下川のどのあたりに可能性を感じたのか、ぜひ聞いてみたいです!

いつ来ても美しい大自然の絶景が楽しめる

ショーヘー
まず環境がいいですよね!山と森に囲まれた街並み、すぐそこには美しい名寄川、黄金色に染まった小麦畑、満点の星空と虫たちの声…。夏の下川町はただそこにいるだけで癒されます☺️

ショーヘー
なんか、都会ですり減った何かが回復していく感じがあるんですよ(笑)
都市部だと仕事だの人間関係だの日々の決断が多くて、自分の方向性について考えたりする時間ってなかなか取れないじゃないですか。時間を取ったとしても、日々の生活の中では深いところまで考えられないし。
だから、下川みたいな場所にきて、日常から離れてゆっくり方向性を考えてみるってすごくいいと思うんです。
実咲さん
あーそれはよくわかります!
ショーヘー
前にクリエイター仲間と2月に下川に来て、その時もめちゃくちゃ楽しかったんですけど、今回はじめて夏に来てみたら、僕は夏の方が好きでした。気温も本当にちょうどよくて、まだまだ猛暑が続く関東に帰りたくないです…(笑)※下川町に滞在したのは8月末〜9月初旬です
実咲さん
下川だと30度を超える真夏日って年に1週間〜10日くらいですからね。東京の5分の1以下です。
ショーヘー
最高の住環境だ…😭!

【2019年 猛暑日・真夏日・熱帯夜の日数比較】

■東京23区
35℃以上猛暑日:12日
30℃以上の真夏日:52日
25℃以上の熱帯夜:28日

■下川町
35℃以上猛暑日:0日
30℃以上の真夏日:10日
25℃以上の熱帯夜:0日

出典:https://weather.time-j.net/Summer/SummerDayList/2019
(2019年9月24日現在)

高原さん
ちなみに下川住民は「冬のほうが好き」って人が多いですよ!特に子供達はいろんな雪遊びができるので冬が大好きです。

提供 : hyphen, 土田 凌 https://katteni-kurashi.com/
実咲さん
北海道はいま「世界一の雪質」として世界中のウインタースポーツ好きから注目されてるんですけど、そんな北海道の中でも下川町の周辺は「日本一の雪質」と言われてるくらい良質な雪が降るんですよ!
ショーヘー
そう言われると冬も来たくなってきました(笑)
なんにせよ、夏も冬も美しいし、いつ行っても大自然が癒してくれるってのは下川町の良さですよね!

月10万円以下でも十分に暮らせる!?東南アジア並みに安い生活費!

ショーヘー
あと物件探すときに家賃相場も調べたんですけど、下川周辺はだいぶ安いですね!
試しに3LDKで比べてみたら、僕がいま住んでる横浜で15万円、バンコクで3〜5万円、下川町は4〜5万ってところでした。
これ見てバンコクの家賃相場とあんまり変わらないなってw
実咲さん
もちろん条件によって若干上下しますが、下川だとこれくらいの家賃は珍しくないですね。
というか、地方だとわりとどこもこんな金額だと思いますよ!
ショーヘー
今まで「東南アジア = コスパいい」と思ってたけど、別に国内の地方でも余裕で暮らせますね^^;
ちなみに実咲さんの1月の生活費ってだいたいどんなもんですか?
実咲さん
私の場合は、6月〜10月は無理なく節約して1ヶ月6万円くらいで暮らせますね。
11月〜5月はストーブ代や除雪代がかかったりするので、冬場は3万プラスの月9万ってとこです。

高原さん
下川町の町営住宅も綺麗で安いですよ。年収に比例して割引される制度があるので。1LDKの最低家賃は月17,600円からです。
まだ収益化できてないけど起業に挑戦したいという方や、地方で新しい取り組みを探したいという方も、下川に移住してきてもらえば利用可能です。

こんなキレイな町営住宅に最低1.7万円から住める
ショーヘー
生活コストめちゃくちゃ安いですね…!
僕がバンコクで暮らしてたときの生活費と変わらないです(笑)
駆け出しフリーランスや起業家が住むにも向いてるよなぁ。
実咲さん
そうなんですよ!
冬は雪かきしなきゃいけなかったり、雪国ならではの大変さもありますけど、それでも都心で高い家賃を払いながら暮らすよりも、新しいことに挑戦しやすい環境だなとは思います。

Wifiも快速!Web系なら仕事場に困ることはなし!

ショーヘー
あと、下川は仕事環境が充実していますよね!
僕みたいなデジタルフリーランスとしては、下川町は無料でコワーキング利用ができるスポットが多くて助かっています。

ショーヘー
コモレビ、図書館、フレペと1キロ圏内に3箇所あるので、下川のどこに泊まってもわりと快適なんですよね。
人口3000人の小さな町に3ヶ所もコワーキング利用できる場所があるって、考えたらすごいなとw
町おこしセンターコモレビのWiFi。測ってみたら快速でしたw
実咲さん
ですよね!
私もWebメディアの編集やライターもやってるんですけど、下川にきてからも仕事環境で困ったことはありません(笑)
最近では廃業してしまった焼肉屋さんをコワーキングスペースに改装しようという動きも出てて、新たなスポットも追加されそうです。
ショーヘー
凄い(笑)
どんどん充実していく!

最大450万の開業資金!?起業家を応援する「起業家促進事業」!

高原さん
下川町で働きやすいのはフリーランスだけではありません。
起業家の方にも強力な後押しをしています。
「起業家促進事業」という起業支援制度があるのですが、2度の審査をパスすれば必要な開業資金の最大50%、最大250万円までの補助を受けられます。また、200万までの融資を受けることも可能です。
下川町に住民票がある方で、町内での起業を志す方であれば誰でも使える制度ですよ!

ショーヘー
え!めちゃくちゃすごいじゃないですか!
僕も下川に移住したらやってみたいことがあるんですけど、支援してもらえますかね?
高原さん
しっかり事業計画を練って計画書を出してもらえれば(笑)
でも、基本的に下川で新しい挑戦を始める人は応援しようって雰囲気や風土はありますよ。
実際、下川町で育てた無農薬ハーブを原料にした化粧品ブランドなどが立ち上がっていますhttps://sorrykoubou.jp/ 提供 : hyphen, 土田 凌 https://katteni-kurashi.com/
ショーヘー
ますます住みたくなってきました(笑)

 地方= 仕事が少ないは間違い!地方にこそブルーオーシャンが転がっている!

ショーヘー
いやー、やっぱり下川町いいですね!
ちゃんと仕事さえ持ってこれたら、フリーランスにとっても起業家にとっても最高の環境ですね!

高原さん
うーん、やっぱり地方には仕事がないというイメージを持っていますよね。
でも、実は下川にも仕事はいっぱいありますよ

ショーヘー
え?そうなんですか?

高原さん
例えば、下川町でWebやポスターのデザインを頼みたいと思ったら、個人も含めて候補は数社しかありません
その数社も休業中だったり忙しかったりで、下川や下川近郊の需要に対して供給が追い付いていない状況なんです。

実咲さん
今のはデザインの例ですけど、人手は常に不足してるので、デザインに限らず穴場の仕事は探せばたくさん見つかると思います。

ショーヘー
えーーーー!!!めちゃくちゃチャンスじゃないですか!
しかもそれってお願いされる仕事だけでそれだけあるってことですよね?
ちゃんと営業して需要喚起すれば、まだまだ仕事ありそう!

高原さん
ほんとそうなんですよ(笑)
デザイナーさんの手が回ってないだけで、掘り起こせば仕事はまだまだあると思います。「何年前からこのデザインなの…?」ってイベントチラシを擦り続けてる商店さんもあったりしますから。

ショーヘー
「もっと売れるデザインにしましょう!」ってリニューアル提案して回りたいなー(笑)
でも、それだけ仕事が余ってるなら外部のデザイナーさんが営業に来たりしないんですか?

高原さん
たまにそういう方も来られます。
ただ、このへんは田舎色が強いなと思うんですが、技術が優れてるから仕事をお願いされるってわけでもないんです。どれだけ技術が高かろうといきなり外から来た人に「おたくのデザイン改善しますよ」って言われてもやっぱり頼まないじゃないですか。
ビジネスの土台として信頼関係がすごく大事で、逆に地域に根ざして活動してる人のことはすごく興味を持って応援してくれますよ。

実咲さん
「あの人にお店のホームページリニューアルしてもらったら、ネットからも売れるようになったらしいよ」みたいな話が1つ出ると、口コミであっという間に広まりますしね(笑)

高原さん
下川町だけでなく、下川近隣の町はどこもこんな状態です。地域に根ざして活躍してくれるプレイヤーが少なくて仕事が余っています。
なので、プレイヤーは常に募集していますよ!

ショーヘー
なんか色々とできそうだなー。
よし!定期移住したら色んなところに顔を出して自己紹介してみよっと!

注目度第一位の”今一番アツい町”!?なぜ、下川町は全国から注目されているのか?

ショーヘー
それにしても、下川町ってなんか注目度がすごくないですか?
「下川町が注目されている」ことは知ってるんですけど、これほど注目されている理由はよく分かってなくて。
移住マッチングサイトでもネット関係人口スコアランキング全国一位という大人気の町になっていますよね。
地域への移住と関係人口のマッチング SMOUT(スマウト)にて堂々の一位!(2019年9月22日現在)

【関係人口とは】
「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指します。
『ふるさと納税』などもその一例です。

高原さん
そうなんです!
雑誌の特集でも移住したい町として挙げられたり、実際に「下川に住みたい!」という方からの問い合わせがあったり。
日に日に下川町への注目が集まっているなと実感しています。
ショーヘー
色んな地方が町おこしに苦戦している中、人口3000人の下川町がどうしてこんなに有名なんですか?
高原さん
下川町は国から環境モデル都市に選定されるなど、他の自治体にはない先進的な施策を実施していることで有名なんです。
生活費の安さや起業支援金などもそうですが、下川にはもっとたくさんの魅力がありますよ!
ショーヘー
おお!ぜひ詳しく教えてください!

日本政府、自治体、大手民間企業からも期待の集まっている先進的な町!

高原さん
そもそも環境モデル都市というのは、「温室効果ガスの削減などに向けて先進的な取り組みを行っている」と日本政府から認められた自治体のことです。
2008年の実施初年度に、全国で6都市だけが選ばれたモデル都市に下川町も選ばれたんです。
ショーヘー
え!いきなりすごい!
何が評価されてモデル都市に選ばれたんでしょうか?
高原さん
森林資源を生かしたバイオマスエネルギーの取り組みが高く評価されました。
それで環境モデル都市に選ばれたんですが、神奈川県横浜市や福岡県北九州市などの100万都市に混じって、人口3000人の下川町が選出されていたんです。その並びだけ見ると「え!?この横浜や北九州に並ぶ下川ってどんな町なの!?」ってなりますよね(笑)
それがきっかけで、「下川ってところがなんか凄いぞ!?」と地方創生界隈ではわりと注目されるようになりました。
ショーヘー
横浜市の人口ってたしか300万人くらいですよね。
下川町の人口は1000分の1じゃないですか!そりゃ注目されますね(゚∀゚;)
高原さん
それから、第1回「ジャパンSDGsアワード」総理大臣賞を受賞したり、全国から30都市のみが選ばれる「SDGs未来都市」に選出されたりと、ここ数年でますます注目されるようになりました。
安倍総理から第1回「ジャパンSDGsアワード」の表彰を受ける下川町長

【SDGs未来都市とは?】

「SDGs(エス・ディージーズ)」とは、持続可能な社会を作るために国連が定めた17の目標のこと。
その目標に沿った先進的な取り組みを行なっていると日本政府から認められた自治体が「SDGs未来都市」です!

SDGsの詳しい解説:国際連合広報センター「SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは?」

ショーヘー
なるほど・・・。
「下川町は環境について先進的な取り組みを行なっていると日本政府からも認められる自治体」なんですね!
こうして注目されるようになったことで、何か変わったことはありましたか?
高原さん
いきいきとした地方のモデルケースとなったことで、自治体だけでなく大手民間企業との提携も進むようになりました。
三井不動産と連携協定を結んでの共同商品開発や吉本興業との下川町を舞台に映画作りをはじめ、さまざまな企業との共同プロジェクトが行われています。
https://motion-gallery.net/projects/shinagawa_yoshimoto
ショーヘー
あ、そのロケちょうど見ました!あれって下川との共同事業だったんですね!
(これだけ注目されていて自治体側も協力的な町だったら、これからますます盛り上がっていきそう…!🤔)

中学生まで医療費無料!?超充実の福祉制度を支えるカラクリは、驚異の”地域熱エネルギー自給率50%”!!

高原さん
環境への取り組みによって注目されているというのもあるのですが、実は社会福祉がとても充実している町としても有名になってきています。
実咲さん
最近だと福祉の充実が評価されて「50歳から住みたい地方ランキング」で全国1位にもなりました。※宝島社『田舎暮らしの本』/2万人以下の町部門
あれを受賞してから、インターネットで検索して知ってくださった20代〜30代の移住者の方も増えましたね(笑)
ショーヘー
そうなんですね!
どういった福祉制度があるんですか?
高原さん
例えば子育て関係の支援が特に充実しています。
まず、中学生以下は医療費は無料です。
また、保育料もかなり安くて、町営の認定こども園(幼保連携型)の保育料は国の基準額の60%オフです。
その他にも、2歳以下のお子さんには町内のほとんどの店で使える商品券を毎月3000円分プレゼントする制度などもあります。
ショーヘー
中学生以下は医療費無料? 保育料が60%オフ!?
いや・・・めちゃくちゃすごくないですか( ;゚Д゚)
でも、そのお金はどこから持ってきてるんですか?
高原さん
ふふふ…。さすがショーヘーさん、いいところに気がつきましたね。
下川町がなぜ福祉制度を充実できるのか。
それは先ほど話した「環境モデル都市」に選ばれた理由と関係してくるんです。
ショーヘー
!?
高原さん
実は、下川町は自前でエネルギー生産をすることで大幅な経費削減をしているんです。
下川町は町面積の9割が森林で林業が盛んなのですが、その林業で出た商品価値の低い木材などをバイオエネルギーに変えて有効活用しています。
学校や町営住宅、役場周辺地域など、下川町の様々な施設に木質ボイラーを導入し、熱エネルギーの生産を行なっています。
そのおかげで下川町の熱エネルギー自給率は49%です。
ショーヘー
ええっと…町全体で使われる熱エネルギーのうち、ほぼ半分を町内でまかなってるということでしょうか?
高原さん
そういうことです。
このバイオマス事業のおかげで年間1700万~1900万ほどの費用削減を実現できているんです
その浮いたぶんお金を、子育て支援などの社会福祉に充てています。
ショーヘー
めちゃくちゃすごい…!
高原さん
最終的には熱エネルギー自給率を100%にするという野望があります(笑)
ショーヘー
これ知ったら下川町で子育てしたい人がたくさん増えそう…!

「ゆるい移住」をしやすい町だからこそ、下川に来る人が増え続けている。

ショーヘー
あと先ほどちらっと話題に出しましたが、下川町といえば関係人口の構築にも力を入れられてますよね。
実咲さん
うーん、それはちょっと違います。関係人口を増やそうとしてるわけじゃなくて、いわゆる関係人口のように関わってくれる方も大事にしているという感じです。
実咲さん
下川町で移住サポートをしている私たちみんな、「絶対に移住してほしい!」とは言いません
下川のことを好きって言ってくれる方であれば、移住してくれなくても全然ウェルカム!という想いを持っています。
関係人口を言い換えると「その町のことを好きで関わってくれる人たちの数」だと思ってるので、ただ数を増やすことを目的にしないようには心がけてますね
高原さん

その例として、下川では他の自治体さんに比べてふるさと納税にこだわっていません。
ふるさと納税は「その地域に住んでない人が地域に納税してくれる制度」ですよね。地方自治体としてはぜひ獲得したい関係人口のあり方です。
でも、それが形だけの関係になってしまったら意味がないと思うんですよ。
高原さん
私たちは「下川町を好きで関わってくれる人たち」を増やしたいなと思っています。
定期居住やボランティアへの参加、ビジネスでの関わりなど、実際に下川で暮らすことに魅力を感じて欲しいんです。
そうして下川の魅力を肌で感じて、この町を好きになってくれる人を増やすのが私たちの仕事です。
ショーヘー
なるほど…!
ガツガツ移住誘致するわけでもなく、ふるさと納税を促すわけでもなく、下川町を好きな人たちはみんな大事にするだからこその「関係人口スコア日本一」なんですね。
たしかに僕も移住勧誘されてませんけど、いつの間にか下川を好きになって移住決めていました(笑)
地方というと閉鎖的なイメージがあったりしますが、下川町には町全体として「外の人を歓迎する」という温かさを感じます。
実咲さん
そういうスタンスのおかげか、結果的に移住者の方も純増し続けています。

高原さん
僕ら下川町タウンプロモーション推進部が発足したのが平成28年度からなんですけど、タウンプロモーションを通して移住してくださった方の人数は、
28年度が3人、29年度が11人、30年度が32人
と、右肩上がりで増えています。

ショーヘー
年々3倍ペースで増えてる!平成30年度なんて人口の1%を増やしてるじゃないですか(笑)
実咲さん
言われてみればそうですね(笑)
これは私たちが移住サポートした方のみの人数なので、全体だともっと多いです。
外から人がたくさん来ているからこそ、閉鎖的な空気は全然なく、町全体も活気があります。
ショーヘー
充実した町の支援体制も魅力ではありますけど、「移住しろ!」とがっついたスタンスじゃないからこそ移住者も増えている気がします。
定期移住のように、「ゆるい移住」をしやすい町だからこそ、人が集まるというか。
なんだか北風と太陽みたいですね!

「この町を残したい!」人が去っていく寂しさを知る町民が、今の下川の立役者に!

ショーヘー
それにしても、下川町からは「この町が好きだから、もっと関わる人を増やしたい!」という熱を強く感じます。
昔からこうした先進的な取り組みをされているのでしょうか?

高原さん
いえいえ!
それどころか町がなくなりそうになったことさえあります。

ショーヘー
え!そうだったんですか!?
高原さん
1980年代、かつて栄えてた鉱山が廃坑になって、一気に人が出て行った時期があったんです。
そうしたら人口減少率が一気に日本4位にまでなって。
「町の存続さえ危ういのでは!?」と戦々恐々としていました。
実咲さん
残された町の人たちは、ご近所さんや仲の良かった友達がバスに乗って一斉に引っ越していくのを寂しい思いで見送ったそうです。
でも、子どものころにそうした想いを経験した方々が、いま役場などで管理職として活躍される世代になっています。
町がさびれていく寂しさや悔しさを知っている人たちだからこそ、「この町を盛り上げたい!」という熱量がとても強くなっているんだと思います。
高原さん

平成の大合併の時も、合併するか独立を守るかの町民選挙で、70%もの町民が「合併したくない」と答えたことがありました。
自分たちの力で自分たちの町を守りたい。
そうした想いをもとに町民一体となって森林資源事業の推進、森林バイオマスによるエネルギー生産、移住しやすい制度作りなどの町づくりを進めてきた結果、いまの下川町があるんです。
ショーヘー
「2度と下川町をさびれさせない!」という住民の方々のアツい想いが、いまの下川町を作り上げたんですね。
まるで映画みたいだ…!

移住先進地域・下川町に聞く「地方で活躍できる人材」とは?

ショーヘー
いやー、下川は聞けば聞くほど魅力的な町ですね!ほんとお世辞抜きでそう思います。
この記事を見て地方移住に興味を持つ読者もいるはずなので、最後に下川町サイドのお二人が思う「地方で活躍できる人材」について教えてもらってもいいですか?
高原さん
なにかひとつ突出した技術を持った人より、幅広く柔軟に対応できる器用な人の方がいいですね。
これはもしかしたら地方で活躍できる人材というより、「下川で活躍できる人材」かも知れませんが。

実咲さん
そうですね。具体的なイメージで言うと、ちょっとしたチラシのデザインができて、多少WordPressのコードをいじったりできて、SNSも一通り使い方を知ってて、あとちゃんとした文章が書ける感じの人だと最高です!

ショーヘー
なるほど!おもしろいな🤔
いま都市部では「ゼネラリストよりスペシャリストを目指せ!」「あれこれ手を出すよりもまずは一つに絞れ」って働き方が主流ですけど、下川町だと真逆なんですね!

高原さん
プレイヤーの数が少ないぶん、なにか一つの専門家より1人何役もこなせる人の方が重宝されますね。

実咲さん
しかも、一つ一つのスキルはそんなに極まってなくていいんです。レベルの高いプログラミングよりも、まずWordPressの更新ができれば十分というか(笑)
代わりに「何でも柔軟にやろう!」っていう気構えを持っていることはすごく大事です。
その気構えさえあれば、駆け出しフリーランスの方とかでも全然需要あると思いますよ。
ショーヘー
地方ほどゼネラリストが求められてて、しかも駆け出しフリーランスでも活躍しやすいってのは完全に盲点でした…!

実咲さん
あとは、言うだけじゃなくアクションに移せる人!
下川に興味を持ってくださるのはありがたいことなんですけど、「アイデアマン」は本当にたくさんいるんですよ。なので、おもしろい案を出すだけじゃなくてそれを責任持って実行に移していける行動力のある人を求めてます。これはどこの地方も一緒だと思いますね。

ショーヘー
なるほどなー。
特に下川町みたいに注目度の高い自治体だと、いろんな人が無責任にあれこれアイデアだけ口出ししてきそうw

実咲さん
今回のショーへーさんみたいに「拠点探したい」って言った3週間後にはホントに下川まで物件探しにきたり、そういう実行力は本当に大事ですね。

高原さん
あと自分から挨拶していけるタイプの人だと楽しく暮らせると思います。
下川の人は外から来た人に抵抗もないですけど、わりと自由放任主義というか。拒絶もしないけど「ようこそいらっしゃいました!」って出迎える感じでもないです。でも気にはなってるんですよ(笑)
だから自分から絡みにいくと好奇心を持って接してくれますよ。
逆に、どこの地方もそうだと思いますが、受け身過ぎる人だとあんまりおもしろくないかも知れません

実咲さん
それはありますね。自分で企画を立ち上げられる人か、誰かの企画に自分から面白がって乗っかれる人。そういう自主性のある人だと下川暮らしは楽しいと思います。

高原さん
そういう輪の中心にいる人ほど、この地域での遊び方を知ってるしね。
いろんなことを教えてくれるし、下川で暮らすのが楽しくなるはずですよ。

ショーヘー
お二人ともありがとうございました!
下川での定期移住生活がますます楽しみになりました!

まとめ:仕事は”もらう”ものじゃなく”つくる”もの。そう思える人は下川で暮らせばきっと楽しい

下川町のおもしろさ、伝わったでしょうか?
「仕事をするなら絶対に都会」「移住するなら海外のほうがいい」そんな固定観念を持っている方に「地方暮らしいいかも!」と思ってもらえてたら幸いです。

フリーランス・起業家向けに、下川町の特筆すべきポイントをまとめておきますね。

  • 下川町は生活費が安い!新しい挑戦を始めるにはうってつけ。
  • 起業支援制度も充実。最大450万円の開業資金が得られる。
  • 実はかなりのブルーオーシャン。地域に根ざした仕事はたくさんある。
  • 極めたワンスキルより幅広く対応できる器用さ。駆け出しフリーランスでも活躍しやすい土壌がある。

高原さん・実咲さんへのインタビューを通して感じたのは「もらえる仕事は都会の方が多い。でも、”つくる”仕事が多いのは地方のほうだ」ということでした。

プロフェッショナルなスキルはなくても、「何でもやってみよう!」という柔軟さと行動力さえあれば活躍できる。
そんなチャレンジ精神旺盛な人にとって地方暮らしは楽しいでしょうし、そういう人をサポートする土壌が下川町には揃っていました。

 

最後に高原さんがポロッとこんなこと呟かれてたので載せておきますね。

高原さん
例えば、フリーランスの人たちが100人くらい下川町に移住してくれれば、東京で仕事する際の出張手当を出す制度なんかも作れるかもしれない。僕らはルール作る側ですからね(笑)

だから、僕らに「やってやるか」と思わせるだけの熱意ある人たちに来て欲しいです。

みんなでこの制度つくってもらいましょう(笑)
僕は先に行ってますので、ぜひ我こそはというフリーランス仲間をお待ちしてます👋

 

大事なお知らせ①下川タウンプロモーションからフリーランス向けに・・・

なんと❗️この記事の公開に合わせ、「フリーランス向け下川町体験ツアー」を企画してくださいました!


ご飯やレジャー参加まで無料の2泊3日の体験ツアーに10名限定でご招待👍
かかるのは最寄り駅までの交通費と朝食代くらいです。
申し込み受付は10/16(水)まで!下川町に興味ある方はお見逃しなく❗️

大事なお知らせ②下川町とコラボしたプログラミング合宿「30DAYSブートキャンプ」開催!

30DAYSトライアルと下川町のコラボ「30DAYSブートキャンプ」を11/5(火)〜11/29(金)に開催します。

東京フリーランス運営陣はもちろん、その他多数のゲストを迎えて行う1ヶ月間のプログラミング合宿です👨‍💻
合宿場所はもちろん下川町!興味がある方は、上記のYouTubeと以下の資料をご覧の上で、面談申し込みフォームからお申し込みください!

30DAYSブートキャンプのお知らせ

30DAYSブートキャンプ資料
30DAYSブートキャンプ 面談申し込みフォーム

現在は受付終了しています!フォームに登録いただいた方は、次回開催決定時に優先的におしらせします。

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