- Webマーケティング
- 2021.07.25
こんにちは、フリーランスエンジニア兼テックライターのしろ(@siro3460)です。
皆さんは、プログラミング学習するとき目標設定をしていますか?
「将来Webエンジニアに転職したい」「プログラミングで副業収入を得たい」など、ざっくりとした目標を持っている人はいるかもしれませんが、具体的な学習目標を決めている人は少ないのではないでしょうか。
エンジニア経験のある方や、何らかの言語を習得した方であれば目標設定がしやすいかもしれません。ただ、プログラミング初心者の場合、目標設定は難しいですよね。
そこで今回は、「プログラミングで挫折しないための目標設定のコツ」について解説します。
※こちらの記事は、連載記事です。前回の記事を見てない方は以下からどうぞ。
プログラミング学習に目標設定が必要な理由とは
「将来なりたい姿」を思い描いてプログラミングを始めた人は、1,2カ月はプログラミング学習が継続できるかもしれません。
ただ、プログラミング学習はとても長い道のりです。プログラミング言語の基礎だけでも時間がかかりますし、自分でアプリを作るまでにはとてつもない時間がかかります。また、エラーの解決方法がわからず、1日が終わってしまう日もあるでしょう。
そのため、「プログラミング学習を継続させること」がとても難しいのです。
ただ、「将来なりたい姿」だけでは、時間と共にモチベーションが下がってきてしまいます。「今日はやらなくてもいいや」と途中でさぼり癖ができてしまい、結果的に挫折してしまう人も多いです。
そのため、最初に目標設定することが重要なのです。
目標設定は「将来なりたい姿 + 直近目標」でOK
ただ、いきなり細かいレベルで目標設定することは・・・とても難しいです。
「1年後にWebエンジニアになるために、1カ月で〇〇を終わらせて、3カ月で△△を終わらせて、半年までに▽▽を作る必要があるな。転職活動のことも考えるとポートフォリオを○カ月目までに作らなきゃ。ということは毎日〇〇時間学習時間を確保して・・・」
ここまで考えられたら良いのですが、たいていの場合は「どうすれば将来なりたい姿になれるんだろう?何をすればいいんだろう?」と悩んだり、ググって答えを探したり、学習サイトのプログラミングをとりあえず触るだけで終わってしまうはずです。
そもそも、
・プログラミングの難易度がわからない
・学習にかかる時間の見積もりができない
・自分のプログラミング学習のペースがつかめていない
という状態で細かいレベルの目標を決めても、精度の高い目標が出てくるわけがないですよね。
そのため、最初は「将来なりたい姿 + 直近の目標」を考えることがおすすめです。
■例1
将来なりたい姿:1年後にWebエンジニアとして転職する
直近1カ月の目標:プログラミング学習サイトのRubyのレッスンを終わらせる
■例2
将来なりたい姿:半年後にプログラミングで月3万円副業で稼げるようになる
直近1カ月の目標:プログラミング学習サイトのHTML、CSSのレッスンを終わらせる
ポイントは、目標に「期間」を設定することです。
目標だけだと「今日はちょっと疲れているから、明日やろう」という思考になりがちです。極限まで追い込む必要はないですが、無意識に怠けてしまう人が多いのです。期間を決めることで、「期間内に終わらせるためにどうすべきか」という思考になり、目標達成しやすくなります。
直近の目標が決まったら、早速プログラミングを始めましょう。
プログラミング学習をこれから始める方向けに、「楽しくプログラミング学習を進めるコツ」について以下でまとめています。
おすすめの学習サイトだけでなく学習効果を高めるコツについても解説しているため、興味がある方は見てみてくださいね!
目標設定を最大限活用するためのコツ
「将来なりたい姿 + 直近目標」を決めて実践すれば、着実にスキルはつきます。ただ、将来なりたい姿に近づけているか、判断が難しいですよね。
そのため、「目標設定を最大限活用するためのコツ」についてお話しします。
コツ1:直近目標が終わったら、すぐに次の目標を決める
直近目標が終わり次第、すぐに次の目標を立てましょう。
ただ、思考停止で直近目標を機械的に決めるのではなく、将来なりたい姿をイメージして考えることが重要です。2週間、1カ月のように短い期間で設定した目標でも、達成したときには確実に成長しています。知識ゼロの状態と比べて視野が広がっているため、目標設定の精度も上がっているはずです。
徐々に目標設定の精度を高めつつ学習を進めていけば、将来なりたい姿に近づいていくことができるのです。
コツ2:現役エンジニアに相談できる環境を作る
プログラミング知識が低い時に立てた直近目標が、「将来なりたい姿」からズレているケースはよくあります。ただ、1人で考えていると間違いに気づくタイミングがないですよね。
そのため、現役エンジニアに相談できる環境を作っておくことも重要です。
次のように、相談するための環境を作る方法はいろいろあります。
・MENTAでメンターを探す
・プログラミング勉強会に参加する
・プログラミングのコミュニティに入る
・普段からTwitterで情報発信をして、相談しやすい環境を作り上げる
自分がやりやすい方法で良いので、相談できる環境を作っておくのがおすすめです!
東京フリーランスにも、無料のオンラインサロンがあります。
自分一人で学ぶことももちろん大事ですが、困った時に相談したり、同じ目線で学ぶ仲間がいる環境は、プログラミング学習する上でとても重要です。
興味がある方は以下から覗いてみてくださいね!
目標設定を自分で決めることがむずかしい方へ
ただ、「直近目標」に何を設定すればいいかわからない方もいるのではないでしょうか。
プログラミングは手を動かして書いてみることでいろいろ見えてきますが、「まず何を目的にすればいいの?」という素朴な疑問を持つ方もいるかもしれませんね。そんな方におすすめなのが、具体的な学習ステップが決まっている学習コンテンツを使うことです。
東京フリーランスにも、現役フリーランスエンジニアのショーヘイさん(@showheyohtaki)が企画した、30DAYSトライアルがあります。
・プログラミング未経験の方でも勉強しやすい「HTML/CSSのコーディング」が題材
・30日間の集中学習で到達できるゴール設定
・毎日の具体的な学習ロードマップを用意
・実務に役立つ知識とスキルが身につくように構成
・参加無料
これからプログラミングを学びたいと思っている方にとてもおすすめなので、ぜひ見てみてくださいね!
目的設定をすることがプログラミング学習の効率を高める
目的がないまま学習を継続することは、息継ぎなしで海を泳ぐことと同じです。
大きく息を吸った瞬間は勢いよく泳げますが、徐々に勢いが落ちてしまいます。
「将来なりたい姿 + 直近目標」のようにシンプルでもいいので、目標を決めてみてください。宣言できる場所があれば、今月の目標は〇〇と宣言してみるのも一つの手です。
ぜひ、プログラミングを楽しんでくださいね!