“たった3ヶ月の独学”で自社開発エンジニアに!?未経験からエンジニア転職を成功させたリョウタさんに独学の極意や勉強法を聞いてみた

“たった3ヶ月の独学”で自社開発エンジニアに!?未経験からエンジニア転職を成功させたリョウタさんに独学の極意や勉強法を聞いてみた

エンジニアを目指す人であれば、誰しも「自社開発」を夢見るのではないでしょうか?

自ら考えたアイデアを自社の商品やサービスとして世に公開できるのが自社開発エンジニアの醍醐味。しかし巷では「自社開発企業はハードルが高くて難しい」と言われています…。

ところが!そんな自社開発企業に未経験から完全独学で、しかもたった3ヶ月で転職したのがリョウタさん(@Ryota000666)でした。

彼は独学を始めて”3ヶ月”でWeb制作の案件を獲得し、さらには大手SIerに新卒で入社後”3ヶ月”で自社開発企業へ転職するといったように、「最短最速」で自分の目標を達成してきたのです。

そこで今回は、未経験から完全独学で自社開発エンジニアへ転身されたリョウタさんに、3ヶ月で自社開発企業へ転職できた方法や、最短最速でエンジニアになるための勉強法について伺ってきました!

本記事の内容
・独学でWeb制作の案件を獲得する方法
・3ヶ月で自社開発企業へ転職するまでの道のり
・独学でエンジニアになるための勉強方法

これから独学でエンジニアになりたい…。
未経験だけど最短最速で自社開発エンジニアを目指したい…。

と考える方は、ぜひ最後まで読み進めてください!

リョウタさん
【ゲストプロフィール】
リョウタさん(@Ryota000666)
岡山大学工学部卒の24歳。
大学在学中にプログラミングを学習し始め、3ヶ月の独学で案件を獲得。
新卒で大手のシステム開発企業へ入社後、独学でシステムの勉強をして自社開発企業へ転職する。
Twitterのフォロワーは4,000人弱。
初芝
【インタビュアープロフィール】
初芝賢(@hatushiba_ken
東京フリーランス編集長。現在はシステム開発のPMや新規事業に携わる一方で、フリーランスライターとして出版・キャッチコピー・WEBメディア連載などを手掛けている。東京フリーランスではインタビュアーや司会進行を務めることが多い。

独学3ヶ月で案件を獲得して「フリーランス」となった学生時代

「バイトが嫌」という負の原動力でスタートしたプログラミング

初芝
本日はよろしくお願いします!
早速ですが、リョウタさんはなぜ学生時代にプログラミングを始めたんですか?
リョウタさん
僕がプログラミングを始めたきっかけは、自分のスキルを活かして稼げるようになりたいと考えるようになったことでした。
初芝
そうなんですね!
なぜそう思われたんでしょうか?
リョウタさん
学生時代はとにかくアルバイトをするのが嫌だったんですよ。
単純労働をいくらやっても自分のスキルが身についている気がしないと思ったので…。
リョウタさん
それに、「しんどい仕事はしたくない」といった負の原動力も強かったんですよ。
だからこそ、自分のスキルを活かして「在宅で稼げる仕事をしたい」と強く思うようになりました。
初芝
なるほど。
自分のスキルを活かしたいという想いと、負の原動力を自分のパワーに変えられたということですね。
リョウタさん
はい!
そこで見つけたのが「プログラミング」でした。
IT化が進むにつれてプログラミングスキルの需要も絶対増えると思ったので、「ここに身を置いておけば間違いない」と確信していましたね。

月5万円を自分のスキルで稼ぎたかった。

初芝
「プログラミングをやろう」と決めたあと、どんな生活を送っていたんでしょう?
リョウタさん
その後は、就職までの期間中に「学生フリーランス」として活動し、案件を取れるようになりました。
初芝
えええ!
いきなり独学で案件を取れるってめちゃくちゃすごいですね!
リョウタさん
当時は大学生だったので、とにかく「自分のスキルで月5万円稼ぎたい」と思っていたんです。
そこで始めたのが、勉強したプログラミングスキルをすぐに活かせる「Web制作」でした。
リョウタさん
例えば、歯医者さんや建築会社さんのホームページを作ったり、コンタクトフォームの実装などをしたりしていました。

たった3ヶ月でWeb制作の案件を獲得

初芝
いきなりWeb制作の案件をバンバン取ってたんですね!
ちなみに、学生時代はWeb制作でいくらくらい稼いでいたんですか?
リョウタさん
月30万円くらい稼いでましたね。
初芝
学生の期間中に30万円ってやばいですね…!
それだけ稼ごうと思うと、どれくらいプログラミングの勉強が必要なんでしょうか?
案件を獲得するまでに半年くらいかかりそうなイメージなのですが…。
リョウタさん
僕は勉強を始めて「3ヶ月」で案件を獲得しましたね。
初芝
えー!?
たった3ヶ月、ですか!?
リョウタさん
はい!
最初の2ヶ月間は「デイトラ」で勉強して、残りの1ヶ月間は営業しながら勉強していましたね。

デイトラとは?
東京フリーランスが運営する、1日1題90日で様々なWEBスキルが学べるオンラインプログラミングスクール。
「WEB制作コース」や「WEBデザインコース」「Ruby/Railsコース」といった様々なラインナップが揃っている。
▶︎デイトラの詳細はこちら!

リョウタさん
デイトラはちょうど3ヶ月で終了するカリキュラムなのですが、それを早まきでやって2ヶ月で終わらせました。
当時のデイトラは特にメンターもいなかったので、完全に独学でやり切りましたね。

とにかく自分の強みが欲しかった。

初芝
未経験から3ヶ月でWeb制作の案件を獲得して、さらに学生時代に月30万円を稼ぐって、相当パワフルだと思うんですが、リョウタさんはなぜ学生にしてそこまで頑張れたんでしょうか!?
リョウタさん
自分に強みがなくて、過去に悔しい経験をしたからですね。
高校時代はサッカーの強豪校にいましたが、残念ながら試合には出れませんでした。
何の強みを持てず、「選ばれない」自分がほんとに悔しかったんです。
リョウタさん
なので大学進学後も、誰にでもできるようなアルバイトをするのが嫌だったんです。
そのまま何も取り柄がないまま社会人になっていくのが怖かったので、何か自分にしかない強みが欲しいと考えるようになりました。
初芝
なるほど。
それでプログラミングスキルという強みを手に入れたんですね!

リョウタさん
はい!
ゼロからプログラミングスキルを身につけて、自分で稼げるようになれたことがめちゃくちゃ自信になりました。
この経験を経て、何でも本気で取り組めばゼロからでも成功を目指せるんだなと思えたんですよ!

新卒で大手SIerへ就職するも“3ヶ月”で自社開発企業へ転職!

「もっと技術力を磨きたい」という想いで自社開発企業へ転職

初芝
学生フリーランスとして月に30万円を稼げるようになった後はどうされたんですか?

リョウタさん
元々効率化や仕組み化が好きだったし、いずれは自分で面白いサービスを作りたいと思っていたので、新卒で大手SIer企業にエンジニアとして就職しました。

初芝
なるほど!
大手SIerでのエンジニア生活はどうでした?

リョウタさん
それが、思うような仕事ができなかったんです…。
SIerは分業制で上流工程の仕事が多かったので、自分であまりコードを書く機会がありませんでした。
それだと技術力は上がらないと思ったので、その会社は3ヶ月で辞めちゃいました。

初芝
辞めちゃったんですね。
「SIerじゃ技術を身につけにくいからベンチャーに転職する」って人も多いですよね…。

リョウタさん
そうですよね…。
なのでその後は、システム系の勉強をしてWeb系の自社開発企業に転職しました!

Web制作の経験が自社開発企業への転職に活きた

初芝
えー!
たった3ヶ月でいきなり自社開発に転職って難しいと思いますが、どうやってそれを成功させたんでしょうか!?

リョウタさん
システム系の勉強をしていたのはもちろん、学生時代にWeb制作をやっていた経験が大きかったですね。

初芝
おお、学生時代のWeb制作の経験が転職に活きたんですね!

リョウタさん
そうですね!
スキル面で言うと、自社開発でも見た目を作る部分は絶対にありますし、Web制作の知識は必要です。
特に学生時代に培ったWeb制作の知識は、転職用のポートフォリオ作成時にすごく役に立ちました!

リョウタさん
また、僕が学生フリーランスとしてWeb制作で月30万円稼いた経験があったことも、採用担当者に評価されたんじゃないかと思ってます。

初芝
継続して稼いでいるだけで、継続性のアピールにもなりますもんね!
でも、リョウタさんならすぐにフリーランスとして活動する選択肢もあったと思いますが、なぜ転職という道を選んだのでしょう?

リョウタさん
自分でやればやるほど、技術力が「まだまだ足りないな」と思うようになったんです。
だからこそ、会社に属してしっかりとしたノウハウを実務で身につけたいと考えるようになりました。
あと、フリーランスエンジニアになるなら実務経験は絶対必要ですしね。

自社開発企業の魅力は何だったのか。

初芝
自社開発企業のエンジニアとして転職をしてみてて、実際どんなところに魅力を感じましたか?

リョウタさん
一番魅力に感じたのは、自分の実装した部分がすぐにプロダクトへ反映されるところでした。

初芝
作ったものがすぐに実装されるって、エンジニアにとってこれ以上楽しいことはないですよね!

リョウタさん
会社がベンチャーということもありますが、入社して1ヶ月も経たない間に反映されたので、それがめちゃくちゃ楽しくて、働くモチベーションアップに繋がりました!

リョウタさんはどうやって独学でプログラミングを勉強してきたのか

インプットと質問の繰り返し

初芝
では、独学で自社開発のエンジニアになるまでの勉強方法についてお聞きしたいです!
プログラミングの学習ではどんな教材を使っていたんですか?

リョウタさん
Web制作の勉強はデイトラで、そして自社開発企業に行くために必要なシステムの勉強はRailsチュートリアルという無料教材でやっていました。

Railsチュートリアルとは?
「Ruby on Rails Tutorial」 というWebアプリ開発に関する書籍を日本語訳したサイトで、Railsの開発環境構築やアプリ作成についてを網羅的に学べる。

初芝
この2つをメインに独学されていたのですね!

リョウタさん
はい!
ですが、一人で考えても分からない部分がどうしてもあったので、teratail」というエンジニア専用のQ&Aサイトも同時に活用していましたね。

出典:teratail

初芝
なるほど、インプットだけでなく、ちゃんとわからない部分は質問されていたんですね。

リョウタさん
そうですね、一人で教材をインプットするのにも限界があります。
なので独学であっても、質問できる環境を作っておくことが大切だと思いますね。

勉強時間は1日”必ず”5時間!

初芝
リョウタさんは未経験から3ヶ月の独学で学生フリーランスとして案件を獲得されてたと思うんですが、1日にどのくらい勉強してたんでしょうか?

リョウタさん
「1日5時間」の勉強を、休日平日関係なく”毎日”続けていましたね。

初芝
そんなにやってたんですか!
それは案件も取れますね(笑)
リョウタさん
プログラミングはすぐに結果を出せるものじゃありませんし、ある程度の量は積む必要があるかなと思います!

プログラミングを独学で継続した2つのコツ

初芝
とはいえ、社会人になると勉強時間の確保が難しいから、一日5時間の勉強を毎日続けるのって結構ハードだと思うんですよね…。
ですが、リョウタさんなりに独学を継続するためのコツが何かあったのでしょうか?
リョウタさん
僕が独学で大きく意識していたことは2つです!
1つ目が「エラーに詰まったら寝る」、そして2つ目が「朝起きたら一番最初にパソコンを開く」、これらを徹底してました。
初芝
なるほど!
順番に聞かせてください!

1.エラーに詰まったら寝る

リョウタさん
1つ目ですが、エラーに詰まったら絶対に寝るようにしてました。
エラーに詰まると「思考が固まって全く解決できない」という負のスパイラルに陥りがちなんですよ。
だけど一回寝たらリセットされるし、次の日にやれば5分くらいで解決できることもあるんです。
リョウタさん
なので、なるべくエラーの解決にのめり込み過ぎないようにしてますね。
エラーに詰まったときは散歩もしてました(笑)
初芝
たしかにエラーに苦しむとだんだんイライラしてきますよね(笑)
だからこそ、一度思考をリセットするのは大切ですね!

2.朝起きたら一番最初にパソコンを開く

リョウタさん
2つ目ですが、朝起きたら最初に起きて絶対にパソコンを開いてました。
当時は毎朝6時30分ごろに起きて、すぐパソコン開いて勉強してましたが、3ヶ月で案件を取れた秘訣は「朝」と言っても過言ではありません!
初芝
そうだったんですね!
なんで朝に勉強した方がいいんでしょう?
夜じゃダメだったんですか?
リョウタさん
僕が朝型というのもありますが、朝が一番冴えていて集中しやすいし、頭の回転も早くなるんです。
初芝
なるほど!
確かに朝は目覚めたあとだから脳もスッキリするし、遊びの誘惑とかもありませんしね!
では、勉強時間の割合は朝と夜でどのくらいだったんですか?
リョウタさん
朝が8割くらいですね(笑)
朝に4時間くらい勉強してしまって、夕方からは1時間程度しかしてませんでした。

プログラミング学習においてメンターの存在は必要不可欠!

初芝
プログラミングを独学でやってきて、「もっとこうしておけば良かったな」と思うことはありましたか?
リョウタさん
そうですね、強いて言うなら…
メンターを付けて勉強していれば、もっと効率よくプログラミングを習得できたかなって思います!
初芝
なるほど、それはどうしてですか!?
リョウタさん
今思うと、質問を直接聞いて答えてくれる人がいた方が、圧倒的に学習の時短へと繋がっていたなって感じてるんですよ。
リョウタさん
プログラミングをやってると、本当にしょうもないミスでプログラムが動かないことがめちゃくちゃあります。
例えば、コードに必要な文字が1文字足りてないとか、余計なスペースが入っているとか。
初芝
たしかに、それはあるあるですね…(笑)
リョウタさん
でも、そういう細かいミスは経験者が見ると一発で分かったりするので、先人から教えてもらうことで悩む時間を短縮できるんですよ。
そういう面でも、メンターはいた方が良いと思いますね。
初芝
実際にリョウタさんも、デイトラで公式メンターをやってくださってましたしね!
リョウタさん
はい!
デイトラでメンターを経験させてもらいましたが、受講生さんがめちゃくちゃ悩んでいたことを、実際に僕が一発で解決してあげたこともあったんです。
リョウタさん
プログラミングを学ぶ側と教える側の両方を経験してみると、やっぱりメンターの存在は必須だなと思えましたね!
初芝
かなり説得力があります!
それが挫折しないコツですね。
独学でプログラミングを習得するタメのコツまとめ
・エラーに詰まったら寝る
・勉強は朝に集中して行う
・分からないことはメンターをつけて相談する

さいごに:これから未経験で自社開発企業へ転職したい人に向けて

初学者がまずやるべきことは?

初芝
最後になりますが、これから初学者がプログラミングを勉強してWeb制作を始めるなら、まずどんなことから始めれば良いのでしょうか?
リョウタさん
技術的なところで言うと、まずHTMLやCSSからですね。
ここの知識は、何をやるにしても必要不可欠です。
リョウタさん
プログラミングは今後需要が高まっていく分野なので、チャレンジする価値はかなり高いと思っています。
全員に適性あるかわかりませんが、興味があるならすぐチャレンジしてみるといいと思います!

自社開発企業を目指すなら「ゴールからの逆算」が大事

初芝
では、これから未経験で自社開発のエンジニアを目指す人に向けて一言お願いします!
リョウタさん
自社開発企業への転職を目指すなら、ゴールから逆算して勉強していくことが大事です。
「何から勉強したらいいんだろう」と迷っちゃう初学者も結構いますが、そこを迷わないためにも、「最終的に何を作るのか」を明確にした方が良いですね。
リョウタさん
例えば自社開発企業への転職を目指すなら、転職に必要なポートフォリオに書けるような技術を先に身につけるのが最短です。
企業によって扱う言語は違いますが、自分の作品を見せないと企業は判断できないので、ポートフォリオが絶対に必要となりますね。
初芝
リョウタさん、本日はありがとうございました!
今回のまとめ
・独学はインプットと質問の繰り返しが効果的
・エラーに詰まったら悩み過ぎる前に気分転換しよう
・勉強は集中力の高い朝にやってしまおう
・効率良く学ぶにはメンターを置くことが重要
・自社開発企業を目指すならゴールから逆算した学習内容を計画しよう

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