- Webマーケティング
- 2021.07.25
※この記事はアフィリエイトポリシーに則り作成されています
昨年10月、「フリーナンス向けの保険が無料で使えるサービスができた!」とフリーランス界隈に大きな話題を呼んだサービスがあります。
その名はFREENANCE(フリーナンス)。
GMOが新しく始めた、フリーランス・個人事業主を支えるお金と保険のサービスです。
でも、
「サービス内容がいまいちピンとこない…」
「そもそもなんで無料でできるの?」
という疑問がありました。
そこで、GMOさんへ突撃し、フリーナンス広報担当者ジャンさんにお話を伺ってきました!
「単なるPR記事ではなく、いちフリーランスの視点から聞きたいことを聞く」
という東京フリーランスの理念に沿った取材スタイルについてもご理解頂き、気になる部分をバシバシ聞いてきました!
・どんな仕組み?
・無料で使えるけど、デメリットはないの?
など、フリーランスの特徴がわかる内容になっています!
フリーランスのリアルな金銭トラブルについても伺えたので、フリーランスの方必見です!
フリーナンス(FREENANCE)の三大サービス:収納代行・あんしん補償・即日払い
大きく三つのサービスがあります。
収納代行・あんしん補償・即日払いの三つです。
①収納代行:使えば使うほど与信スコアが溜まる収納代行口座!
これはフリーランスの方が仕事の報酬の振込先として利用できる振込専用の銀行口座です。
口座名義にはお名前や会社名のほか屋号やペンネームなどもつけることができます!
この口座に取引先から入金があったら、毎週金曜日にメインバンクへ無料で振り替えます。
メインバンクに直接指定すれば使わなくてもいいのかな…と思えてしまって。
この振込専用口座を使えば使うほど、フリーナンスの与信スコアが上がるんです。
与信スコアが上がると、「即日払い」サービスの手数料が下がり利用可能額の上限が上がります。
また、今後のサービス展開の中で、この与信スコアを金融機関と連携することも考えています。
こちらについては後ほど詳しく説明しますね!
たしかに、フリーランスの信用問題は結構心配になりますね…。
あとで詳しくお聞かせください!
②あんしん補償:無料で使えるフリーランス向け保険!
個人的には、このサービスが一番気になっています。
お仕事中の事故や納品物の欠陥を原因とする事故の補償(最高5,000万円)だけでなく、情報漏えいや著作権侵害、偶然の事故による納期遅延などを原因とするフリーランス特有の事故の補償までカバーしています。
実際、そういう事例って多いんですか?
例えば、「期間内に委託業務を完了できなかった」ってなったときに、損害賠償が請求されたという話があります。
パソコンの不具合で納品データが消えてしまったとか。
発注者へ納品した成果物が第三者の盗用にあたるとされて、損害賠償請求を受けたとか。
そういったときに生じる法的な損害の賠償に利用できる保険です。
フリーランスからしたら他人事じゃないですね。
国内最大級の反社会的勢力データベースにて、登録を希望するユーザーを一人ひとり「反社チェック」をするので、フリーナンスのユーザーは反社会的勢力ではないことがわかります。
反社じゃないし、いざというときにはあんしん補償もあるから、フリーナンスのユーザーに発注する企業さんも安心してお仕事をまかせられるんです。
フリーナンスに入っているということが、社会的信用の証明にも使えるんですね。
③即日払い:請求書を買い取り、メインバンクに即入金!
しかも、即日払いの利用は取引先の企業には知らされません。
カメラマンさんの場合はアシスタントを雇っている方も結構いらっしゃるので、「給料も払えないくらい現金がない」ということが多いみたいで。
地方への取材が月何件もあるのに支払いが60日後とか90日後ってなると、交通費や宿泊費だけでも、なかなか厳しいということになります。
それ、思わぬ落とし穴ですね。
これからフリーランスになろうという人でも、入金のタイミングについてあまり意識していない人が多そうです。
フリーランスが銀行からお金を借りるのはなかなかのハードルですし。
そうすると、サーバー代とかを自分で立て替えて請求するとか、「システム構築など本人が請け負ったお仕事が終わり、請求書は発行できたけど、サイトリリースされるまで支払われない」とかがよくあるみたいで。
特にエンジニアさんの場合は単価も高いし、その案件をやってる間は他の仕事が受けられないし、という問題が発生するんです。
でもたしかに、フルコミットで仕事してるのに支払いがないとかなると困りますもんね。
その時に、利用料として額面の3%~10%が発生します。
これも利用すればするほど与信スコアが上がっていって、利用料は下がっていきます。
フリーランス達と働いて16年。フリーナンスは現場で聞いてきた声から生まれた。
取材記事やコラムなど今まで10万件に及ぶコンテンツを制作していて、多くのライターさんやカメラマンさんに発注してきた中で生まれたサービスです。
彼らと協力しながら16年間やってきた中で、お金周りにで困っている・トラブルにあっているという声をよく耳にしてきたんです。
それで、「やっぱりフリーランスの人は困ってるよね。少しでも役に立てたら!」という思いで、副社長が一年半頭抱えながら、弁護士事務所に通いつめたりして考えていたんです。
困ってるフリーランスの方って本当に多いんだなーって感じです。
特に、エンジニアさんがあれだけ使ってくれるとは思ってませんでした。
やっぱり1案件あたりの単価が高いのもありますし、支払いサイトが遅いのが多いというのもあるんでしょうね。
フリーランスエンジニアはどんどん増えてますし、これからも需要は高まりそうですね。
保険を無料で利用できる理由とは?
ただ、一つ気になっている点がありまして…。
それは、「なんでゼロ円で利用できるの?」という点です。
普通、保険会社は保険料を徴収することで成り立っているビジネスモデルなのに、それを無料にしてどうやって実現できているのかなと。
フリーナンスは即日払いの利用料を収益の柱としているため、保険料の肩代わりが実現できているんです。
立ち上げ時に、「即日払いのユーザー数がこれくらいいたら保険料を賄えるな」という試算のもと、サービスリリースしました。
「儲かるというより、賄える」という発想の方が近いですね。
でも、それ逆に大丈夫ですか?
保険料の立て替えをしているせいで、フリーナンスがサービスを継続できなくなったりしませんか…?
失礼な話ですが、僕が今日入っても来月にはサービスなくなったりしたら悲しいなと……。
また、当社が万が一、倒産した場合にもユーザーのみなさんからお預かりした代金は金融機関と締結している「保全信託契約」により保護されますので、ご安心ください(笑)
それにしても、保険会社みたいなことしてるのに保険会社とはビジネスモデルが違うんですね。
ちなみに、ユーザーに対する広告とかもあったりしますか?
お話はもらってるんですけど、「あまり関係ないメールをユーザーさんに送りたくない」というのが大きいですね。
東京フリーランスもユーザー目線でのコンテンツを作っていますので、とても共感します。
今後は金融機関と連携し、ローンやリースの提携に役立てる予定。
月額会員制度と金融機関連携です。
今は週一回金曜日に行っているのですが、振替手数料は弊社負担なんです。
費用的に、ぎりぎりのラインが週一回なんですね。
これが不便で「振替回数を増やしたい!」というニーズがあれば、月額会員も設けることを検討しています。
もちろん、同意を得た会員さんに限ります。
フリーランスにとって大きなネックが「稼いでいたとしても社会的信用が低い」というところですからね。
それが解消できれば、フリーランスにとって大きな後押しになると思います。
職場もないですし、住所とせいぜいクレカの履歴くらいしか確認できるものがなかったり。
その信用確認を助けるサービスになります。
ということは、早めにフリーナンスを利用して信用スコアを貯めていくと、のちのち助かりそうですね!
収納代行として利用するだけでもスコアは溜まっていくので、ぜひ積極的に使っていってください!
フリーナンスからフリーランスへのメッセージ
仕事の能力はすごいあるけど、お金まわりがあまり得意じゃないという理由で、フリーランスになるのを恐れている方や、金まわりやトラブルなどの心配ごとに時間を取られたくない方がたくさんいらっしゃると思います。
これからもっと様々な方面で支援できるようなサービスになるように頑張ります!
今回、GMOさんへFREENANCE(フリーナンス)について突撃インタビューをさせて頂きました。
急な取材依頼にも関わらずご快諾頂き、とても丁寧に説明してくださいました(途中突っ込んだ質問もしてしまいましたが…)。
話を聞いていて、フリーランスには絶対おすすめのサービスだなと改めて感じました。
なにより、ジャンさんがフリーナンスについて熱く語っていた姿がとても印象的でした。
担当者の方が自信を持ってその良さを語れるサービスはとても魅力的ですね。
フリーランスは自分の身を自分で守らなければいけません。
予期せぬ損害賠償請求や資金切れに備え、できる準備をしておきましょう!
早速ですが、フリーナンスのサービスについて教えてください!