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令和元年、フリーランスの生存戦略はこう変わる。変わりゆく市場と窮地に立つプレイヤー!? – 東フリ座談会vol.1

令和元年、フリーランスの生存戦略はこう変わる。変わりゆく市場と窮地に立つプレイヤー!? – 東フリ座談会vol.1

この記事では東京フリーランスの運営四人の座談会という形で、

・2018年のフリーランス事情
・2019年以降のフリーランス事情
・フリーランスの生存戦略

をお伝えします!

東京フリーランス運営メンバーの紹介

ショーヘー
ショーヘー(@showheyohtaki
おしゃべり好きな28歳Webエンジニア。立命法→大手で営業職→1年で退社→未経験でIT系に転職→2年修行→フリーランスエンジニアになり4年目です。PHP・Laravel・WordPressが専門。

 

とだ
とだこうき(@cohki0305
営業から転職し、6ヶ月でリードエンジニアになったフルスタックエンジニア。
その後半年でフリーランスとして独立し、ブロックチェーン・機械学習の案件に携わる。現在はフリーランスエンジニアの経験を活かして、ブログやYouTubeにて情報発信をしている。

 

船越
船越良太(@ryota_funakoshi
デザイン会社株式会社蒼代表。
IBM→フリーデザイナー→経営者。UI/UX、Webデザインが専門。
Twitterやブログではデザイナーとして腕一本で生きる知識とトレンドを発信している。

 

初芝
初芝賢(@hatushiba_ken
東京フリーランス編集長。読書と執筆が三度の飯より好きで、ライターは今年で七年目。
新卒で日本IBMに入社した後、東フリ共同運営者である船越の経営する株式会社蒼にジョイン。
現在は蒼でシステム開発のPMや新規事業に携わる一方で、フリーランスライターとして出版・キャッチコピー・Webメディア連載などを手掛ける。
東フリでは司会進行役を務めることが多い。

2018年のフリーランス事情はどうだった?

初芝
まずは振り返りから。
2018年のフリーランス事情ってどうでした?
ショーヘー
2018年で、フリーランスって言葉は完全に普及したかなって思います。
とだ
僕の周りでも、全然業界が違う人がフリーランスって言葉を知っていました。
一般的にも知られてきたって感じますね。
初芝
フリーランスって言葉自体は昔からあったけど、ここまで普及したきっかけは「仮想通貨」だと思います。
仮想通貨のアフィリエイトで「不労所得は最高! 社畜は最悪! 仕事辞めろ!」みたいな論調が出て、自由な働き方が話題になった。
その自由な働き方の1つとして「フリーランス」が注目されていったのかな、って。
ショーヘー
仮想通貨ブログも流行りましたねー。
初芝
そうそう。
仮想通貨ブログが流行って「俺が教える月500万円稼ぐブログ論」とか「フリーランス最高だぜ」みたいなブロガーのポジショントークで、認知度が一気に上がったのかなと思う。
ただ、その結果、これまで「フリーランス」と呼ばれなかったような人まで自称し始めた。
ショーへーさんが言う通り「最近ちょっと、フリーランスって格好悪い言葉になっている」という状況かな。
「そもそもフリーランスって言えるのそれ?」って人もいたりしますね。
ショーヘー
たしかに。
2018年は、フリーランスという言葉が普及して認知度が高まって、フリーランスの数が増えた年ですけど、
2019年からは振り落とされる年になるかな。
あと「チーム化」が進む流れになりそうです。
とだ
すごい数のフリーランスが退場していきそう…。
今って、どういう人が退場していってます?
ショーヘー
二極化していますね。
例えば、僕が知っている本当に稼いでいるフリーランスは、Web制作だけで年収1000万円以上稼いでいます。
みんなクラウドワークスで稼げないって言ってますけど、凄い人の元には案件が集中している。
だから「めっちゃ稼げる人と、全然稼げない人」に二極化している。
とだ
なんでその人は、めっちゃ稼げているんですかね?
ショーヘー
クオリティが低い人たちが出てきて、対比されるからかな。
あと、クオリティの高さに加えて、これまで積み重ねてきた実績がすごく評価されるようになってきましたね。
フリーランスの数が増えて市場が広がった分、その中で光っている人たちに案件が集中している。
初芝
僕が思うのは「市場自体は広いけど、どこで戦うのか?」が今年のテーマ
クラウドワークスだったり、ショーへーさんがウェブ制作会社への営業のやり方を教えたりで、皆そこに集中している状況ですよね。
だけど、需要と供給のバランスがあるし、ノウハウって広まっていきますから。
場所を選んで戦わないと、厳しくなると思います。
ショーヘー
たしかに…。
初芝
基本的に戦い方には2つの道があると思っていて。
「まだ誰もいない、競争弱いところを探しに行くのか」
「競争があるところでも輝けるブランディングをするか」
今は後者のブランディングの道を選ぶ人が多い。
ただ、何かしらの実績やセンスが無いと、難しい道だなと思うんですよね。
なので、自分にしか行けない市場を見つけるのが良いかなと。
とだ
例えばどんな感じですか?
初芝
例えば、色んな地域の整骨院を何件か回って、1件1件のホームページ制作とコンサルティングをしていって実績を作る。
それから、実績を元に「「整骨院ならうまく作れますよ」っていうブランドを作る方にシフトしていく。この方が堅実だと思いますね。
実績ゼロの状態から名前だけのブランディングをしていくと、名前だけ上滑りしていくと思うんですよね。

 

現在のWeb制作・サーバーサイド・デザイン事情

とだ
正直、Web制作じゃなかったら、まだ全然競争がないんですよね。
iOSとか、ネイティブエンジニアとか、Webのサーバサイドとか、ガチのフロントエンドエンジニアとかって、仕事が溢れています。
無能で質が悪くて、ブランドもないエンジニアが稼げている状況なんですよ。
その理由は、ただただ人がいないから。
初芝
需要と供給のバランスですねー。なんで供給が少ないと思います?
とだ
単純に、エンジニアになるまで時間がかかるからですね。
フリーランスになるのに普通に2年はかかるし、なろうとする人も少ない。
Web制作だと2ヶ月くらいで5万円とか10万円を稼げるんですけど、WebエンジニアとかiOSのエンジニアだと半年くらいやらないと、まともなエンジニアにならない。
最初にすごい時間がかかるけど、ある程度まで行くと楽になりますね。
船越
デザイン業界も似たようなことが起きていて…。
例えばロゴの作成1つにしても、ランサーズで500円で受けている人がいる一方で、
めちゃめちゃ出来る人は企業から「3桁万円」の仕事を受けている。
とだ
おお(笑)
船越
デザイナーはブランディングがすごい重要なんです。
自分のブランディングが出来ていたら「あなたの会社もブランディング出来ますよ」って言って仕事を得られやすいし…。
ただ、みんな「自分が何ができるのか」を言語化するのが難しくて、出来ていない状況なんですよね。
あと、経営者に対して「なぜ僕がデザインすると、効果が上がるのか」を数値的に説明できる人もなかなかいない。
初芝
うんうん。
船越
デザインってマーケティングと距離が近いけど、マーケティングをデザイン視点でやる機会ってなかなか無くて…。
そもそもマーケティング自体が企業のお金を使ってやらなきゃできない分野だから、経験値がたまりづらい。
だから、ロジカルに説明できる人が、生まれにくい現状なんですよね。

2019年のフリーランス事情

「経営者型」か「スキル先行型」か

ショーヘー
今のフリーランス業界を見てて思うのは「経営者型」のフリーランスにみんなすぐ行きたがりますよね。
でも、作業するのが好きだったらプレイヤーで居続けるって道もある。
Web制作のスキルがあって年収1000万円の人もいるし、逆に今後は「スキル先行型」のほうが希少価値高まるんじゃないかなと思っていて。
船越
経営者側も悪くないと思うけどね。
初芝
ふなっしー(船越)は、人の見極めとか、リスクの判断がすごいうまくって、めっちゃ経営者向きなんですよ。
ただ「経営者向きかどうか」って、センスに依存する部分が大分あると思ってて…。
そのセンスがある人って、実は少ないと思うんですよね。
ショーヘー
そうなんですよ。
そもそも「経営者型」のフリーランスになる方が、必要なスキルめっちゃ多いですからね。
包括的にいろんなことを理解する力が必要だし、あるスキルだけに特化したらいいってわけじゃないから、しんどい(笑)
とだ
「経営者型」を目指すなら、いろんなことを学んで、いろんな時代を見極めないといけない。
だから、有名インフルエンサーのマネしているだけだとヤバイぞ、って思うんですよね。
初芝
「経営者型」になりたい人には、自分の頭で先を見通す力と、実行する力が必要。
その時に「自分のスキルが無くても外注すればいいじゃん!」って思っている人がいるかもしれないけど、何が出来る・何が出来ないの見極めをしなきゃいけない。
そこには絶対何かしらのスキルなり知識なりが必要になってくる。
ショーヘー
逆に「スキル先行型」でいっても「自分はプレイヤーでやるから、マネジメントよろしく!」…って感じでマネージャーを立てることもできる。
とだ
たしかに。
そもそも、マネージャーが上で、プレイヤーが下ってこともないですもんね(笑)
ショーヘー
そうやって、自分はリードエンジニアとして頑張る!…みたいな道もあると思う。
初芝
技術力があったら、なんとでもなりますよね。
例えば、PRが苦手だったら、誰かにくっつけばいいし。
とだ
技術力があると、説明しやすいんです。
エンジニアだと「これができます」って明確に分かるから「この言語ができて、こういうことやっていました」って言えば終わり。
僕の過去の面接も、飯食って終わりみたいなこともありましたね(笑)
船越
経営者側からすると「買いやすくする」のはスゴく大事。
買う側は分からないから、パッケージになっていたり、どういう人かが明確になっていて欲しいな。

 

Webサイト制作の次は何か?

初芝
ショーへーさんの30Daysトライアルは質が高すぎると思っていて、すごい丁寧に道を示していて「やれるぞ感」を出しているじゃないですか。
それでみんな「フリーランス=Webサイト制作」って考えてて、プレイヤーが増えて大変そうだなと思うんですよね。
30Daysトライアル:「WEB制作で月5万円稼ぐスキルを30日で身に着ける」がコンセプトのオンラインブートキャンプ
とだ
今年とか、デザインからコードを起こす自動化がかなり進むんじゃないかなと思うんですよね。
Webサイト製作者がすぐに死ぬことは無いだろうけど、自動化できた段階で徐々に厳しくなっていきそう…。
ショーヘー
フロントエンドエンジニアまで昇華していくか、
制作会社と仕事していく中でマネジメントスキルを鍛えてマネージャー側に回っていくかですね。
初芝
あとは自分で商売するか。
ショーヘー
Webサイト制作に関しては、あれで完結だと思わないで欲しいというか…。
まだ入り口だから(笑)
初芝
やれることがWeb制作1点だと、代替されやすいですよね。
バリューチェーンの先っぽだけだと、そこだけ外注されやすい。
だから、その「バリューチェーンを広げる」発想をしてかないと。
Web制作でサイトを作った上で、運営管理して、マーケティングも考えて、ABテストもして、集客できますよ、とか。
船越
ジェネラリストというかオールインワンな人材だと仕事を投げる側としてもありがたい。
複数人雇ってマネジメントコストが上がるより、一人に任せて安心な方が良い。
初芝
「初心者でもできますか?」って聞いてくる人も危ないですよね。
むしろ「市場が大きくて」「参入障壁が高くて」「自分がやれそうな所」を見つけるべきですよね。
ショーヘー
そういう意味でいうと、オフラインにみんな目を向けていないなと思いますね。
足を使って営業する方が良い。
初芝
「クラウドワークス」とか入りやすいところから入ると駄目かも(笑)
そう考えると、ふなっしー(船越)がyentaを使って営業したのは凄い。
船越
デザイナーをマッチングする所ってほぼ無いからね…。
開拓市場だった(笑)

 

セカンドペンギンが飛び込む未来

とだ
フリーランスが活躍する世界を作るために、ある程度の自然淘汰はされて欲しいと思ってるんですよね。
本当に生き残るべき人が生き残る社会になってほしい。
正社員の駄目なところって、価値を発揮していない人でも生き残っちゃうっていうか、法律で守られちゃうところ。
だから、フリーランスの良いところって、生き残れない人が出てくるところだと思っていて。
初芝
2019年に起きるかわからないですけど、フリーランス世界の競争レベルが一気に上がりそう。
というのも、セカンドペンギンが一気に飛び込んでくると思っていて。
今、ファーストペンギンはリスクをとって、頑張ってやっているじゃないですか。
その後ろでセカンドペンギンは、正社員のままゴリゴリ技術貯めつつ、様子を見ている状況だと思うんですよ。
ただ、会社の同僚が一人辞めて、その人が「フリーランスは最高!」って言い始めたタイミングで、みんな真似しはじめる。
実力ある正社員が一気に仕事を辞めて、飛び込む時期が来ると思っていて。
ファーストペンギン…集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのこと。転じて、その“勇敢なペンギン”のように、リスクを恐れず初めてのことに挑戦するベンチャー精神の持ち主を、米国では敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼びます。(weblio辞書「人事労務用語辞典」より引用)
とだ
それ、チームと関係あるかもしれないですね。
いきなりフリーランスにならずに、副業したい正社員がチームに所属して「いけるぞ!」ってなったら仕事を辞める場合が出てくるかも。
初芝
セカンドペンギンが片足だけ突っ込んでいる状況みたいな感じですよね。
完全なフリーランスではないけど、超優秀な正社員たちが市場に参入してくる日は近いかな、って思います。
そうなると一気に競争のレベル上がりますよね。
船越
インフラもどんどん整い始めていて、個人向けのツールとかも出てきているし、飛び込むハードルはどんどん下がってきている。
初芝
あと、仕事をするスキルはあるけど、仕事を取ってくる自信が無い人って多い気がします。
でも、それを代替するサービスやチームもどんどん出てくると思う。
営業能力を身につけなくても、プログラミングスキルに全振りする人とかも、参入できるようになってくる。
今まではコミュ力が参入障壁だったけど、それがなくなりそうですね。
ショーヘー
だからこそ、ちゃんとしたスキルを身に着けないと厳しいと思うんですよね。
フリーランスになって、自由な時間で、場所を選ばず仕事できる!…って満喫しているとヤバい(笑)
とだ
ファーストペンギンとしてリスクを取ったのは偉いと思うけど、その後ろでセカンドペンギンたちがいっぱい待っている状況かな。
「あいつらが行けるなら、俺らでも行けるんじゃね?」って(笑)
そうやって、リスク取ったやつが死んでいった、って未来もありえる…。
ショーヘー
今後は競争が激化するからスキルを磨こう!…が結論かな(笑)
チームも増えるだろうし、せめてチームに入れるくらいの実力は付けておこうって感じですね。

 

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